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旅をしたくなる本 《第50回 三洋堂書店便り》

2022年3月16日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

先週末に高熱が出て寝込んでおりました。
コロナではなく胃腸風邪だったようで、上がったり下がったりする熱に振り回され、張ったお腹の気持ち悪さで身動きがとれない週末でした。

で、まぁ、昼間中眠り続けた結果、案の定深夜に目が冴えて寝られなくなり、最近読みふけっていた小説の続きを読んでいたのですが…。
熱がある時にミステリは読むもんじゃないですね。密室殺人やら首なし死体やらにほんのり主人公同士のラブコメまで入り乱れ、お腹の気持ち悪さも相まって頭の中がメリーゴゥーアラウンド、状態になってますます眠れない事態に。

でも続きが気になるから読んじゃう。あ、ダメ、トリック解明されても右から左。なんかもうトリックどうでもいいからラブコメの方が気になる。うおっぷ、お腹が気持ち悪い…(以下、繰り返し)。

上着が一枚必要なくなって春めいてきた今日この頃。
体調も良くなったので、ドライブにでも出かけたいですね。

というわけで。
今週は読むと外に出かけたくなるおすすめの本をピックアップしてご紹介です!


あなたの代わりに、旅します。

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旅屋おかえり

著者名
原田マハ/著
出版社名
集英社
税込価格
748円

あなたの旅、代行します!

売れない崖っぷちアラサータレント“おかえり”こと丘えりか。
スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だった―。
満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。
おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。

1月でNHKでドラマ化もされましたね。
感涙必至の“旅”物語をどうぞ。


「ただ行ってみるだけ」の旅記録

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47都道府県女ひとりで行ってみよう

著者名
益田ミリ/〔著〕
出版社名
幻冬舎
税込価格
628円

日本には47都道府県もあるのに、行ったことがない場所があるというのはもったいないなぁ。
というわけで、全部行ってみることにした。
名物料理を無理して食べるでもなく、観光スポットを制覇するでもなく。その時の自分にちょうどよいペースで。
33歳の終わりから37歳まで、毎月東京からフラッとひとり旅。

店頭では、売り切れ御免な三洋堂書店でしか購入できない限定カバー版もありますよ。
(上前津店を除きます)



GREAT PARK GUIDE 100

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スゴイ!公園本 東海版

著者名
出版社名
ぴあ株式会社中部支社
税込価格
990円

公園を目的別に整理して、おすすめの100公園をご紹介!
「遊園地並みに遊具が充実している」
「アクティビティ&大型遊具が人気」
「のんびりピクニックで癒される」
「動物にふれあえる」
「グルメが充実している」
など、楽しみ方はいろいろ。

ありそうでなかった、 東海エリアのファミリー必携お出かけガイド本です!




書いた人:一般書・文庫バイヤーM
イラスト:nocconokko
読んでいたミステリは森博嗣先生「S&M」シリーズ。

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