2022年1月19日、第166回芥川龍之介賞と直木三十五賞が発表されました。
芥川賞は砂川文次 先生の『ブラックボックス』(群像8月号 掲載)
直木賞は2作品、今村翔吾 先生の『塞王の楯』(集英社)と米澤穂信 先生の『黒牢城』(KADOKAWA)が選ばれました。
芥川龍之介賞・直木三十五賞は、菊池寛(※1)が昭和10年に制定。
芥川賞は雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品の中から選ばれます。
直木賞は新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから選ばれます。
※1・・・菊池寛(明治21年~昭和23年):小説家、劇作家、ジャーナリスト。代表作は『真珠夫人』
芥川賞 砂川文次『ブラックボックス』
砂川文次 先生は、1990年大阪府生まれ。現在公務員。
2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞を受賞。芥川賞は3回目のノミネートでした。
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ブラックボックス
- 著者名
- 砂川文次/著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 1,705円
《作品紹介》
今も行きたいと思っている。
自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。
昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より)
気鋭の実力派作家、新境地の傑作。
直木賞は2作
今村翔吾『塞王の楯』
今村翔吾 先生は、1984年6月18日京都府木津川市生まれ。
2017年に羽州ぼろ鳶組『火喰鳥』でデビュー。18年「童の神(刊行時に『童神』から改題)」で第10回角川春樹小説賞を受賞。
2020年に『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞・第8回野村胡堂文学賞受賞。
『じんかん』で第11回山田風太郎賞受賞。
『じんかん』は『カンギバンカ』というタイトルで漫画化もされています。直木賞は、3回目のノミネートでした。
直木賞受賞作はこちら↓
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塞王の楯
- 著者名
- 今村翔吾/著
- 出版社名
- 集英社
- 税込価格
- 2,200円
《作品紹介》
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
その他、今村翔吾 先生の著書はこちら↓
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じんかん
- 著者名
- 今村翔吾/著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 2,090円
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童の神
- 著者名
- 今村翔吾/著
- 出版社名
- 角川春樹事務所
- 税込価格
- 880円
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カンギバンカ 1
- 著者名
- 今村翔吾/原作 恵広史/漫画
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 495円
米澤穂信『黒牢城』
米澤穂信 先生は、1978年3月岐阜県生まれ。
2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビュー。
2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞。
2014年『満願』で第27回山本周五郎賞受賞。
直木賞受賞作『黒牢城』は2021年に第12回山田風太郎賞も受賞しています。直木賞は、3回目のノミネートでした。
直木賞受賞作はこちら↓
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黒牢城
- 著者名
- 米澤穂信/著
- 出版社名
- KADOKAWA
- 税込価格
- 1,760円
《作品紹介》
動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。
事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。
その他、米澤穂信 先生の著書はこちら↓
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氷菓
- 著者名
- 米澤穂信/〔著〕
- 出版社名
- 角川書店
- 税込価格
- 572円
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折れた竜骨 上
- 著者名
- 米澤穂信/著
- 出版社名
- 東京創元社
- 税込価格
- 682円
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折れた竜骨 下
- 著者名
- 米澤穂信/著
- 出版社名
- 東京創元社
- 税込価格
- 682円
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満願
- 著者名
- 米澤穂信/著
- 出版社名
- 新潮社
- 税込価格
- 825円
米澤穂信 先生は岐阜県高山市出身!三洋堂書店は全力応援!!
写真:高山店
米澤穂信先生、直木賞受賞おめでとうございます(泣)
— 三洋堂書店高山店 (@SYD_TAKAYAMA) January 19, 2022
がんばって取材受けましたよ~!
三洋堂書店高山店一同#米澤穂信 #黒牢城 #直木賞 #高山市 pic.twitter.com/utRh8WQaoM
昨晩第166回直木賞の受賞作が発表され、高山出身 #米澤穂信 先生「#黒牢城」の受賞が決まりました!!!!!🎉
— 三洋堂書店ルビットタウン高山店 (@luvittown) January 20, 2022
おめでとうございます!!!!!🍾🍾✨ pic.twitter.com/3XNadd6BKS
#直木賞 候補の米澤穂信(@honobu_yonezawa)先生
— 三洋堂書店こくふ店 (@sanyodokokuhu) January 17, 2022
『黒牢城』
直木賞発表に向けて大展開中です😎
飛騨高山から直木賞作家を!『このミス』も一位で勢いのある作品です! pic.twitter.com/T3sypvD6wI
出身地の高山市の店舗では特設コーナーをつくって全力応援!
高山店の特設コーナーは各メディアに取り上げていただきました!!
▼NHK 岐阜 NEWS WEB
直木賞に米澤さん 高山市の書店でも喜びの声
▼メーテレ
直木賞の米澤穂信さん、かつてアルバイトをした岐阜の書店でも喜びの声 「黒牢城」で受賞
▼朝日新聞デジタル
米澤穂信さんに直木賞、バイト先の書店「なぞなぞ解くの速かった」
▼岐阜新聞
米澤穂信さんへ祝福の声「高山の誇り」書店アルバイト時代知る元同僚ら
(0:44 ~)
メーテレさんの取材中です。三洋堂書店高山店でバイトされてた直木賞作家 米澤穂信さん。バイト採用担当者は現在清洲店にいます西川店長です。#直木賞 #米澤穂信 #黒牢城 #清須市 #メーテレ #アップ! pic.twitter.com/TYzT3BbTVJ
— 三洋堂書店清洲店 (@sanyodokiyosu) January 20, 2022