こんにちは、ささやかサイダーです。
ついこの間まで夏休みだったので、レジで小さい子にコミックを販売する機会が多くありました。
見ていると、まとめ買いは難しいからか、長いシリーズでもだいたい1~3巻ずつ買っていかれることが多いです。
お金が貯まる度に書店に足を運んでくれていると思うと、嬉しい気持ちになります。
私も、小さい頃は限られたお小遣いの中でやりくりする必要があったので、月に1~2冊くらいのペースでコミックを集めていました。
私の場合のそれは『鋼の錬金術師』でした。
お小遣いが入る度に書店へ行き、何年かかけて最新刊まで追いつき、最終巻は発売日に本屋で手に入れました。読み終わった後、棚にしまったのですが、何年も連載された1つの物語の、はじめから終わりまでが手元にあるのがどうにも嬉しく、キャラクターが並んだ背表紙をことあるごとに眺めていた記憶があります。
そんな思い出も含めて、個人的に大好きな作品である『鋼の錬金術師』。
作者の荒川弘先生は、その後もいくつか作品を出されていますが、最近、新たなシリーズが始動していることを、皆さんはご存知でしょうか……?
今回は、そんな大注目の新作含め、荒川弘先生の作品をご紹介します!
待望の最新シリーズ
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黄泉のツガイ 1
- 著者名
- 荒川弘
- 出版社名
- スクウェア・エニックス
- 税込価格
- 590円
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黄泉のツガイ 2
- 著者名
- 荒川弘
- 出版社名
- スクウェア・エニックス
- 税込価格
- 590円
1巻が6月に発売され、2巻が今月の12日に発売された、超絶ホットな話題作です!
ジャンルは和風ファンタジー!
荒川弘先生はこれまでにも「獣神演武」や「アルスラーン戦記」など、原案があるファンタジーシリーズ作品は描かれていますが、個人のシリーズ作品としては鋼の錬金術師以来、実に12年ぶりのファンタジー作品となります。
ハガレンのイメージが未だに根強く残っている私としては、先生のタッチで和な風景や衣装が描かれているだけで新鮮で面白かったですし、1話中盤で明かされる秘密が意外性抜群で主人公達と一緒に仰天しました。
ツガイと呼ばれる存在を使役して戦うバトル漫画なのですが、1人1人が扱うツガイも個性的で様々な戦闘スタイルが見れて楽しいです。躍動感のあるアクションシーンも最高!
もちろん人物も魅力的。特にガブちゃんをはじめとした敵陣営のキャラが濃くて素敵でした。でもやっぱり注目はメインの2人、双子の兄妹のユルとアサ!
この2人がこの先どうなっていくのかが気になりすぎて、続きが待ちきれません!
まだ始まって間もない新シリーズ、面白いこと間違いなしなので、ぜひ読んで見てほしいです!
ジャンルはまさかの死体コメディ
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RAIDEN-18
- 著者名
- 荒川弘/著
- 出版社名
- 小学館
- 税込価格
- 950円
謎多きタチバナ博士と心優しくツッコミ上手な雷電18号が巻き起こすキワキワなアナーキーコメディ決定版![サンデーGX RAIDEN-18 特設ページより引用]
去年の6月に発売していたこちらの作品。
読み切りシリーズが15年かけて集まり、コミックス化ということで、もしかするとファンの方でもご存じない人もいるのではないでしょうか。
死体改造愛好家の博士が登場するところや、作中に登場するマニアックなワードから、先生の癖が垣間見える作品となっております。
いい意味で非常識さ満点で、笑っていいのか? と普通だったら戸惑うようなシーンも、荒川弘先生の勢いある作画で描かれると思わず笑ってしまうのが恐ろしい!
読み切りならではのトンデモ展開が面白いポイントです。
大人気のダークファンタジー
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鋼の錬金術師 完全版 01
- 著者名
- 荒川弘/著
- 出版社名
- スクウェア・エニックス
- 税込価格
- 1,047円
錬金術のある世界が舞台のダークファンタジーで、2度アニメ化され、実写映画も公開された大人気作品です。
小さい頃、掌を合わせてエドの錬成の真似っこをしたり、指を鳴らしてマスタング大佐の真似事をした人も多いのではないでしょうか。
兄弟が主人公で、兄は義手義足、弟は身体がなく、失った手足と身体を取り戻すために旅をするという設定は、なかなかハードでした。ですが、そのスタイルが子供心にはかっこよく映り、他の漫画にはない魅力を感じていました。
『等価交換』というテーマも、作品をしっかりと支えていて、登場人物全員の選択や行動に影響を与えてくるのがとても面白いです。
ここまでの要素から、重苦しい作品だと思われてしまうかもしれませんが、そうではなく、笑えるシーンもたくさんあります。ギャグとシリアスのバランスが秀逸なのもこの作品のすごいところ。
2人が旅の果てに、何を失って何を掴むのか。
まだ読んでいない方はぜひ確かめてください。
もう読まれた方も、いま読み返すと、新シリーズとの共通点や、新たな発見が見つかるかもしれませんので、ぜひ!
農業高校の悲喜こもごも
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銀の匙 VOLUME1
- 著者名
- 荒川弘/著
- 出版社名
- 小学館
- 税込価格
- 550円
どうして農業? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、荒川弘先生の実家は北海道で酪農の畑作を営む専業農家。
先生は、農業高校にも通っていました。
そんな自身の体験と知識を元に編まれた「銀の匙」。面白くないはずがない!
主人公の八軒が経験するカルチャーギャップの数々や、農業高校ならではのエピソードは、その一つ一つが濃く、強烈!
実際に現場にいた人間だからこそ描ける密度の高い情報のラッシュが、読む側の我々としては嬉しい限りです。
まるで自分が農業の世界に飛び込んで、困難に立ち向かっているような気持ちになります。
もちろん、ただ知識を集めた漫画にとどまりません。将来の夢を持てない八軒という少年の成長も、しっかりと描かれ、王道の少年漫画足りえています。
他にも! 荒川弘先生が携わった作品
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アルスラーン戦記 1
- 著者名
- 荒川弘/漫画 田中芳樹/原作
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 550円
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獣神演武 HERO TALES 1
- 著者名
- 荒川 弘 画
- 出版社名
- スクウェア・エニックス
- 税込価格
- 429円
いかがでしたでしょうか。
最新シリーズ、黄泉のツガイ、荒川弘先生の過去作とも合わせて、是非チェックしてみてください!
それではさようなら!
書いた人 ささやかサイダー
(ハガレンで好きなキャラはリン・ヤオ)