今年も三洋堂書店をご利用いただきありがとうございます!
早いもので、2026年も半分が過ぎました。
ということで唐突ですが
三洋堂書店で最も売れた
2026年上半期 文芸書 TOP10
を発表したいと思います!
1位:イン・ザ・メガチャーチ
2位:青天
3位:暁星
4位:成瀬は都を駆け抜ける
5位:カフェーの帰り道
6位:ファイア・ドーム 上・下
7位:謎の香りはパン屋から
8位:謎の香りはパン屋から 2
9位:殺し屋の営業術
10位:熟柿
2026年上半期 文芸書 第1位
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
イン・ザ・メガチャーチ
- 著者名
- 朝井リョウ/著
- 出版社名
- 日経BP日本経済新聞出版
- 税込価格
- 2,200円
《あらすじ》
沈みゆく列島で、“界隈”は沸騰する――。
あるアイドルグループの運営に参画することになった、家族と離れて暮らす男。内向的で繊細な気質ゆえ積み重なる心労を癒やしたい大学生。仲間と楽しく舞台俳優を応援していたが、とある報道で状況が一変する女。ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側――世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出す。
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
(日経BPマーケティングHPより引用)
もともと販売はかなり上位だったのですが、本屋大賞を獲られたことで人気が爆発し堂々の第1位となりました。
ぶっちぎりです、ぶっちぎり。
弊店舗が朝井リョウ先生の地元にあるということもあり、かなり気合の入った冊数を注文&陳列したところ、朝井先生が地元の人口を知っているだけに売れるか心配してくだいまして、店舗にご来店&サインをいただいてしまいました。
ありがとうございます先生。そして大丈夫です先生。ぶっちぎりで売ってます。
2026年上半期 文芸書 第2位
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
青天
- 著者名
- 若林正恭/著
- 出版社名
- 文藝春秋
- 税込価格
- 1,980円
《あらすじ》
人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる――
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。
青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。
(文藝春秋HPより引用)
第175回直木賞候補にもなって、今現在もぐんぐん部数を伸ばしている作品です。
作品本筋とは関係のない話ですが、高校生という時期は身体的にはほぼ大人と変わらなくなり、それまでより世界が広がり、少し自由が増えたりして、言い方は悪いですがとても「中途半端」な特殊な状態にあると思います。
「青春」はそんな子どもでもなく大人でもない「中途半端」な中だからこそ生まれるのだ、とふと感じました。
2026年上半期 文芸書 第3位
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
暁星
- 著者名
- 湊かなえ/著
- 出版社名
- 双葉社
- 税込価格
- 1,980円
《あらすじ》
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。
逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教「世界博愛和光連合(通称:愛光教会)」に対する恨みが綴られていた。
暗闇の奥に隠された永瀬の目的とは──。
(双葉社HPより引用)
実際の事件を彷彿とさせる政治家暗殺事件を入り口に、犯人が事件の真相や自身の生い立ちを語る手記と、犯人と特別な関わりを持つ宗教二世の女性作家による小説の二つの物語で構成されています。
「暁星」とは「明けの明星(金星)」を指すそうです。
あくまでも私の印象ですが、真夜中は少し不気味な暗さがあります。一方で夜明け前は本当に暗い。でも真夜中と違って、静謐な暗さに感じます。そして待っているとかならず太陽が昇ってくる。しかもいっとう輝く星を伴って。
ちょっとうまく言い表せなかったのですが、私はそんな印象を受けました。
第4~10位を一挙にご紹介!
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
成瀬は都を駆け抜ける
- 著者名
- 宮島未奈/著
- 出版社名
- 新潮社
- 税込価格
- 1,870円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
カフェーの帰り道
- 著者名
- 嶋津輝/著
- 出版社名
- 東京創元社
- 税込価格
- 1,870円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
ファイア・ドーム 上 (次回入荷予約)
- 著者名
- 辻村深月/著
- 出版社名
- 小学館
- 予定税込価格
- 2,090円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
ファイア・ドーム 下 (次回入荷予約)
- 著者名
- 辻村深月/著
- 出版社名
- 小学館
- 予定税込価格
- 2,090円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
謎の香りはパン屋から
- 著者名
- 土屋うさぎ/著
- 出版社名
- 宝島社
- 税込価格
- 1,650円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
謎の香りはパン屋から 2
- 著者名
- 土屋うさぎ/著
- 出版社名
- 宝島社
- 税込価格
- 1,650円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
殺し屋の営業術
- 著者名
- 野宮有/著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 2,145円
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
熟柿
- 著者名
- 佐藤正午/著
- 出版社名
- KADOKAWA
- 税込価格
- 2,035円
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました!
年々物価が上昇し、人件費、インクや紙の価格が上がってきて、本は「嗜好品」「贅沢品」になりつつあります。そんな贅沢品である「本」買っていただけること、本が人を熱狂させ夢中にさせてくれるというのは、いち書店員として嬉しいものがあります。
昨今、世の中にはショート動画があふれかえっておりますが、ショート動画ばかり見てると脳の報酬系が異常に刺激され、集中力や認知能力に影響が出る懸念があるそうです。また目にも悪いですし、刺激によって睡眠にも悪い影響が出るそうです。スマホを置いて本を読みましょう。
書店員としてはどうかと思いますが、本屋じゃなくて図書館でいいです。本を読みましょう。大事なことなので2回言いました。
一度ハマれば抜け出せなくなり、そのまま本屋のヘビーユーザーになるので問題ありません。手ぐすね引いて待ってます(言い方)。
さあ、下半期はどのような本が発売され、そして読まれるのでしょうか。
2026年の年間ベストは12月に発表する予定です。どうぞお楽しみに!
書いた人:三洋堂サイト・SNS担当U
本を読め読めいうくせに、年々読書量が減っているダメ書店員
集計方法について
※本資料の、営利を目的とした第三者への二次利用を固く禁じます。
※集計期間は2026/1/1~6/25です。
