どうも、担Yです!
この記事を見てくれている皆さんは働いていますか?
働いている自分の会社ってどんな就業規則で、
自分はどんな働き方をしていますか?
「多分、その他一般企業と同じ!」
「他の会社よりもここがすごいな」
「他の会社よりもブラック...」
会社に対してはこんなイメージを持っていると思います。
新型ウィルスの影響もありここ2年で
ガラリと働き方も変わった人もいるでしょう。
一方で
「急に変わったものだから、
実際どうやって働けばいいのかわからない...」
「自分も変えてみたいけど
どんな働き方があるの?」
といった悩みもあるのではないでしょうか?
今日紹介するのはずばり、
日本とは遠く離れた、北欧フィンランドの働き方についてです!
フィンランドってどんな国?
皆さんはフィンランドと聞くと何を思い浮かべますか?
「ムーミン」
かの有名なキャラクターが生まれた地でもあります
「サンタクロース」
クリスマスにプレゼントを運ぶあのおじいさんの聖地です
「サウナ」
実はフィンランド発祥!
フィンランドといえばこんなものを連想したり、
「北欧」全般のイメージがあるのではないでしょうか?
なんか憧れますよね!
そんなフィンランド、実は数字で見ると
すごくすごく幸せな国なんです!
「有給消化100%!」
「1人あたりのGDPは日本の1.25倍!」
「3割が在宅勤務!」
「コーヒー休憩が法律で決まっている」
「エクササイズ休憩もある」
「夏休みは1か月」
「父親の8割が育休をとる」
そして今回紹介する本のタイトルにもある
「午後4時に仕事が終わる」
日本にはこれらができている企業は
果たしてどれくらいいるのでしょうか...
おそらく9割以上の方が「うらやましい!」と思うはずです泣
そんなフィンランドのいいところが1冊にギュッとまとまった
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』
を少し紹介していきます!
フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
16時を過ぎるとみんな帰っていく
お仕事されている皆さんは何時に帰宅していますか?
多分、18時以降、残業があると深夜まで働いている人もいるかと思います。
フィンランドではどうでしょう。
本書にはなんと「16時」には仕事が終わり、
16時半を過ぎると人がほとんどいなくなるそうです!びっくり!
ただ、始業時間も早く、8時頃から仕事を始めるとのこと。
それでも残業をしないで、16時に帰れるのはワークライフバランスが
しっかりとれているように見えますね!
ここのすごいところが企業努力で16時退社が徹底されているのではなく、
国や社会、フィンランド人の文化でそうなっている点。
就業時間はきっちり働いて、時間が終わるとしっかり休む
ある意味、働き方の理想が実現できている一例だと思います。
モチロン、16時以降も生活に欠かせない仕事、
例えばお医者さんたちがいますが、
執刀中に勤務時間が終わりそうになったところ、
「次のシフトの医者に代わるから帰っていいよ」
と言われたエピソードが紹介されています!すごい!
特別な技術が必要な場合はそうもいかないと思いますが、
お互いに信頼しあっているから言えることですし、
根幹に前述したワークライフバランスが整っているから、
こういったエピソードもあるんでしょうね!
風通しのいい職場
本書には「16時で仕事が終わる」以外にも
フィンランドの魅力的な働き方が紹介されています。
例えば、フィンランドの職場はフラットな環境であることが紹介されています。
通常、会社の組織ってマネジャーやエンジニア、経理など
それぞれが役割を持っています。
上司と部下の関係も当然あるでしょう。
それがどんな風にフラットなのかというと、
「たとえ相手が上司、はたまた社長であろうと意見や批判はしっかりと言う」
「上司も部下や従業員を信頼しているので、細かく管理はしない」
「業務内容が事細かく設計・明確化されていて与えられた業務を遂行する」
これを見てどんな印象を受けるでしょうか?
当たり前のようなことを書いているかもしれませんが、
分かっていても意外とできていない会社や人が多いかと思います。
モチロン年齢や性別も関係ありません。
自分の子供くらいの社員がリーダーでその下に就くこともありますし、
経営陣が全員女性という企業もあるそうです!
いきなり、は無理ですが、
こんなフィンランドのような会社にしようと、
ひとつの目標にしてみるのもいいかもしれませんね。
休憩と休みがすごい!
皆さんは仕事以外は休めていますか?
ふと休日も仕事のことを考えてしまったり、
ストレスをもちこんで休んだ気になれなかったりする人も
多いかと思います。
ここでフィンランドの休憩方法と休日を紹介します!
まず仕事中の休憩ですが、
なんと「コーヒー休憩」が法律で決まっています!
8時出社16時退勤でその上コーヒー休憩!
むしろコーヒー休憩が楽しみになっちゃいそう...
10分や15分のコーヒー休憩が大体2回ほどあるみたいです。
この休憩タイムが従業員どうしの良いコミュニケーションにもなっているので、
風通しが良いといわれる秘訣なのかもしれませんね。
その他にもエクササイズ休憩というユニークな休憩時間も紹介されています!
午後2時にインストラクターが笛を吹くと、
一斉に廊下から踊り場に集まり、5分くらいのエクササイズが始まるらしいです。
コーヒー休憩もエクササイズ休憩も必ずしも強制ではありませんが、
だらだらと仕事をするよりもこういった気分転換ができる制度は、
とても魅力的ですね!
そして、仕事以外、休日もすごいんです!
土日が休日だとすると、土曜日は「サウナの日」です。
フィンランドはサウナ発祥の地でもあり、
国民もサウナが大好きだそうで、
人口550万人に対して、200万や300万といった数のサウナがあるんだとか!
日本には10万人あたり45軒コンビニがあるそうですが、
割合でいうとそれよりも圧倒的にサウナが多いです!
想像してみてください...
近所のコンビニの代わりにサウナがある感じを...
日曜日もつい最近まで、
どこもお店も休みで開いてなかった、
そもそも日曜日に働くという概念がなかったようで、
「休む文化」がしっかり浸透している様子がうかがえます。
極めつけが「夏休み1か月」!!!
え、経済とまらないの...?
5月病ならぬ8月病で苦しみそう...
国民の意識レベルで、
「しっかり休まないと生産性が落ちる」
と認知されているのが、
こういった制度からもわかります!すごい!
モチロン一斉に休むと、ご想像の通り経済が止まってしまうので、
交代で、かつ計画は早めにしているようです。
ただ1か月まるまる休めるのは全体の27%、
それでも年間の有給消化率は100%で、
夏休みも「12勤務日以上連続で休暇をとること」
と法律で定められています!
ここで担Yが上手いなと思ったことは、
そんな社会人の夏休み期間に大学生のインターンを活用すること!
そして、新卒採用がないので、夏に経験者を採用し教育すること1
会社側は休み期間中に新しい従業員や学生にスキルをつけることができ、
学生は履歴書にそのことが書けるようになります。
まさにWin-Winの関係が休暇を活用して生まれています!
本当に一億総フィンランドになってほしい...
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フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
- 著者名
- 堀内都喜子/著
- 出版社名
- ポプラ社
- 税込価格
- 946円
どうでしたでしょうか。
「日本とフィンランドって法律も文化も違うでしょ」
と言われてしまえばそれまでなのですが、
この本の中には良い意味で働き方を変えられるヒントが
たくさん書かれています。
不満があり、個人で変えられる人は
率先して変えていきましょう!
経営者の方にもぜひ読んで頂きたい!
会社の仕組みをフィンランドみたいにして
日本の会社を変えるパイオニアになってほしい(懇願)
この本から、
フィンランドのいいところを日本式に変え取り込んで
社員から幸せだ!と言われる企業が増えますように...
書いた人 担Y
担Yは定時で上がれるように頑張ってます。
不満だけど会社は変えられないから仕方ない...
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- 著者名
- 樺沢紫苑/著
- 出版社名
- ダイヤモンド社
- 税込価格
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