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「思いやり」を育む、優しい絵本を贈りませんか。

2021年1月24日 投稿

大人も子どもも、優しい気持ちになれる本

★万人にオススメできるやさしい物語
★ふわふわとしたかわいらしいイラストで癒される
★2歳~4歳くらいの読み聞かせが特にオススメ

どんなお話?

うさぎさんが小さなイスを作りました。
みんなに使ってもらおうと思ったうさぎさんは、
「どうぞのいす」と書いた看板と一緒に、
イスを野原に置きました。
すると、そこへロバさんがやってきて・・・?

こんなところがオススメ

うさぎさんの作ったどうぞのいすに、「どうぞ」していった動物達。
彼らの様子だけでもかわいいものがありますが、
それぞれ持ち寄った物を順番に「どうぞ」していって、
わらしべ長者のように物々交換されていきます。

わらしべ長者といえば、一束のワラからスタートして、
最後には豪勢な屋敷の主人にまで成り上がる、
今昔物語集の有名なむかしばなしですが、
この絵本で交換されるのは、何も高価な物だけではありません。
ちょっとした優しさが、後から来るひとを待っています。
そんなところが、この絵本のかわいらしいポイントですね。

最初にいすのところにやってきたロバさんが、
最後に交換されたものを見たとき、
びっくりして飛び出たセリフが、
とてもホッコリとしてかわいらしく、
読後のやさしい気持ちを誘います。

うさぎさんはいすを作って何をしたかったんだろう?
そんなことをボンヤリ考えるのも楽しいですね。

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どうぞのいす

著者名
香山美子/作 柿本幸造/絵
出版社名
ひさかたチャイルド
税込価格
1,100円

続編『ごろりん ごろん ころろろろ』

うさぎさんが今度はテーブルを作りました。
とっても大きなテーブルなので、運ぶ時に「ごろりん」します。
でも、「ごろりん」の音がどんどん小さく・・・?
こちらも、優しいタッチで描かれたオススメの絵本です。

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ごろりん ごろん ころろろろ

著者名
香山美子/作 柿本幸造/絵
出版社名
ひさかたチャイルド
税込価格
1,100円

書いた人:コーヒー飲み太郎(ルビットタウン中津川店)
1日3杯以上のコーヒーを欠かさない書店員。
最近スタバのアーモンドミルクトッピングにハマっている。
チョコチップクッキーと合わせると最高。

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