こんにちは!
歴史と地図と旅行が大好きの 大田川店の雪餅です!
普段は 歴史本や趣味の本の記事を書いています。よかったらサイト内で「雪餅」と調べてみてくださいね。
最近書いた記事
⇒地元の城の歴史に思いを馳せる「城跡ウォーキング」
さて 今回は、テレビにゲームに引っ張りだこ! 日本一忙しい戦国武将「織田信長」の本のご紹介です!
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みんな大好き「織田信長」
大人にも子供にも人気のNo.1戦国武将と言えば……「織田信長」
2020年末放送の「国民・専門化・AIが選ぶ 戦国大名総選挙」でも堂々の1位でした。
令和の時代になっても その人気ぶりは健在で、学校の授業より ゲームや漫画で知ったという方も多いのではないでしょうか?
703名の織田信長を集めた狂気の逸品『信長名鑑』も2019年に発売されました。
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信長名鑑
- 著者名
- 姫川榴弾/著
- 出版社名
- 太田出版
- 税込価格
- 1,980円
織田信長を深く識るなら『信長公記』(しんちょうこうき)
でも、大逆転の「桶狭間の戦い」や残虐的な「比叡山の焼き討ち」、明智光秀に襲われた「本能寺の変」など、象徴的な出来事はよく知られていますが、その合間のエピソードは意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
最強と謳われた武田軍との戦いや、一向宗との何年にも及ぶ闘争など、毎年4~5回ペースで155戦(113勝28敗14分)も戦い続けた織田信長。
最近は教科書でも、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』でも、割とざっくりと解説されています。
もったいない!
山岡荘八『織田信長』や司馬遼太郎『国盗り物語』などの名著を読んだり、ゲーム「信長の野望」をやりこんだりするのも楽しいですが、今回ご紹介するのは、柴田勝家・織田信長・豊臣秀吉などの数々の戦国武将に仕えた家臣・太田牛一が残した『信長公記』です。
店頭の問い合わせでは「のぶながこうき」「のぶながにっき」と呼ばれますが、正しくは「しんちょうこうき」と読みます。
『信長公記』は、幼少時代から上洛前を首巻とし、上洛から本能寺の変までの15年間を1年1巻としてまとめた、織田信長の一代記です。
年月日を記して編年的かつ客観的に記された信頼性の高い一次資料で、信長サイドから見た「織田信長」を深く識るには最適の本です。
2013年に発売された『現代語訳 信長公記』は、原文を現代語に訳しただけでなく、時系列の整理や主語の追加、人の呼び名の実名統一など、読みやすく工夫された名著で、軍記物を読むのが初めての人にもオススメです。
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信長公記 現代語訳
- 著者名
- 太田牛一/著 中川太古/訳
- 出版社名
- KADOKAWA
- 税込価格
- 1,047円
そして、『現代語訳 信長公記』をさらに読みやすくしたのが、『地図と読む 現代語訳 信長公記』です。
新たに加えられた「概略図」によって周辺の地名や各城の位置を把握でき、信長が体験した合戦の流れを想像しやすくなりました。
また、本のサイズも文庫版から倍のA5判になり、行間も整えられて読みやすくなっています。
寝床に置いて少しずつ読むと、まるで「信長の日記」を読むような感覚に浸れます。
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信長公記 地図と読む 現代語訳
- 著者名
- 太田牛一/著 中川太古/訳
- 出版社名
- KADOKAWA
- 税込価格
- 2,200円
その時の他勢力の戦国武将のことや他地域がどうなっていたか知りたいという方には、本書の副読本として『戦国大名勢力変遷地図』をお勧めします。
こちらも時系列順に20の見開きカラー地図が載っていて、戦国時代全体を見通すことができます。
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戦国大名勢力変遷地図 カラービジュアル版 激動の時代が一目でわかる!
- 著者名
- 外川淳/著
- 出版社名
- 日本実業出版社
- 税込価格
- 1,760円
書いた人:雪餅(大田川店)
歴史や地図、一人旅が大好きの独身貴族。
青春18きっぷで年3回 鈍行旅行する乗り鉄でもあります。
現在は コロナに負けずに 古地図やGoogle Earthで妄想旅行中です。