次に読む本を探している。
面白いミステリーが読みたい。
おすすめなミステリー小説が知りたい。
三洋堂サイト会員である私が、そんなお悩みにお答えします。
今回紹介するのは下記5作品です。
途中、私が実践している面白い本の見つけ方も併せてお伝えしていきます。
1. おすすめミステリー『十角館の殺人』綾辻行人/著
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十角館の殺人
- 著者名
- 綾辻行人/〔著〕
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 946円
あらすじ
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。
ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社HPより)
おすすめポイント
『十角館の殺人』のおすすめポイントは、終盤の大どんでん返しです。
私は数々のミステリー小説を読んでいますが、十角館の殺人の大どんでん返し以上の衝撃にはまだ出会っていません。
たった一行でいきなり衝撃を突き付けられますが、この衝撃は他のミステリーでは体験できません。
想像を超えた大どんでん返しを、是非体験して頂きたいです。
また、ストーリーの面白さだけではなく、キャラクターも魅力的です。
ミステリー好きであればなじみがあると思いますが、各キャラクターには、往年の本格推理小説家のあだ名が付けられているんです。
本格ミステリブームの火付け役ともいわれている本書を、是非読んでみて下さい。
2. おすすめなミステリー『ハサミ男』 殊能将之/著
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ハサミ男
- 著者名
- 殊能将之/〔著〕
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 1,012円
あらすじ
第13回メフィスト賞受賞作
連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。
その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第3の殺人の真犯人を捜す羽目に……。
殺人願望と自殺願望という狂気の狭間から、冷徹な目で、人の心の闇を抉るハサミ男。
端麗なる謎!ミステリ界に妖しい涼風が!
「最近、推理小説らしい推理小説がないとボヤいている人へ。
そんな貴方には、『ハサミ男』との心躍るひとときがお勧め。
小気味よいユーモアと警句、三重四重のたくらみを秘めた構成の妙、ありきたりの「狂気」に居直らない志の高さ──異能な才気がほとばしる注目新人の1st.は、久しく忘れがちだったミステリのダイゴ味をたっぷり堪能させてくれる。
気分は〈クライム・クラブ〉系、ネオサイコ・パズラーの快作!」
法月綸太郎
(講談社HPより)
おすすめポイント
『ハサミ男』のおすすめポイントは、読み終わってからすぐに初めから読み返したくなる点です。
巧妙な叙述トリックがありますので、私も騙されてしまいました。
ただ、その騙されたという気持ちの悔しさよりも、ストーリーが面白いという気持ちの方が大きく、読み終えて満足できるミステリーです。
私は、続きが気になって、どんどん読み進めてしまいました。
ハサミ男のキャラクターも面白いです。
冷酷な殺人者なのに、料理にうるさかったり、自分の犯罪と偽物の犯罪を明確に線引きしているところが少しおかしく、物語にも色を添えていると思います。
おすすめミステリー『告白』湊かなえ/著
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告白
- 著者名
- 湊かなえ/著
- 出版社名
- 双葉社
- 税込価格
- 680円
あらすじ
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。
語り手が「級友」「犯人の家族」「犯人」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。
衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
(双葉社HPより)
おすすめポイント
『告白』のおすすめポイントは、痛快なストーリー展開です。
被害者遺族の正直な感情を、これほどまでかと露骨に表しながら物語は進みます。
この作品の特徴は、複数の登場人物の視点から心情が描かれていることです。
同じ事件の話のはずですが、各々が都合よく解釈をしていたり嘘をついていたりします。
私は読み進めている途中、誰を信じればいいか分からなくなってしまいました。
そんな混沌のなかでも夢中で読み進めてしまったのは、心地良い体験でした。
私が実践している面白い本の見つけ方
面白いミステリーの紹介の途中ですが、ここで面白い本の見つけ方について解説していきます。
実は私も、この方法で本を見つけています。
面白い本の見つけ方
・ECサイトのランキングを見る
・図書館で読んで面白かったら購入
・書店のランキングを見る
それでは一つずつ詳細をお伝えしていきます。
ECサイトのランキングを見る
面白い本の見つけ方の一つに、ECサイトのランキングを見るという方法があります。
書籍のECサイトはスマホで簡単に閲覧ができます。
移動中やちょっとした空き時間にも見ておくといいでしょう。
ECサイトのいいところは書店には置いていない本に出合うこともできるということ。
また、気になる本が見つかったらその場で購入することもできちゃいます。
三洋堂書店のランキングは三洋堂サイトのトップページ下部に公開しています。
▼三洋堂サイト ランキング
https://www.sanyodo.co.jp/ranking
図書館で読んで面白かったら購入
図書館で読んで面白かったら、本を購入するという方法もあります。
結末や内容が分かっている上で、それでももう一度読みたくなる本というのもあると思います。
本当に気に入ったら、手元に置いておきたくなります。
書店に足を運ぶ
書店に足を運ぶことでも、面白い本は見つかります。
書店は流行の本を知ることができます。
話題の本や売れている本は目立つところにあると思います。
また、その書店独自のおすすめやその書店の企画で、これまで自分が知らなかった新しい本との出会いも期待できます。
おすすめミステリー『白夜行』東野圭吾/著
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白夜行
- 著者名
- 東野圭吾/著
- 出版社名
- 集英社
- 税込価格
- 1,430円
あらすじ
愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。
しかし、何も「証拠」はない。
そして十九年の歳月が流れ……。
伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。
壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。
200万部突破!
(集英社HPより)
おすすめポイント
『白夜行』のおすすめポイントは、ずばりラストの衝撃です。
私は初めて読んだ時、衝撃のラストに鳥肌が立ちました。
最後の一文を読むために、この長い物語を読んでいたのではないかとさえ、思わせてくれます。
唐突な幕切れではありますが、登場人物2人の内面の描写がほとんど描かれていません。
また、完全に説明しきらない程よいところで終わっており、読み終わったそれぞれの人が各々の物語を描くことができます。
また、人間の狂気と闇について、これでもかというほど、味わうことができます。
人間の暗い部分だけではなく、人間の純粋さや清廉さも、登場人物2人から感じられます。
読み終わった後に深く考えさせられる名著です。
おすすめミステリー『魍魎の匣』京極夏彦/著
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魍魎の匣 文庫版
- 著者名
- 京極夏彦/〔著〕
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 1,650円
あらすじ
箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。
果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。
(講談社HPより)
おすすめポイント
『魍魎の匣』のおすすめポイントは、派手な設定を味わうことができることです。
特殊能力を持つキャラクター、少女をバラバラにする事件という設定の派手さがあります。
派手な設定の上で、ストーリーはじっくりと展開されていきます。
難しそうな文体から始まったので、読みにくそうと思ったのが私の一番最初の感想ですが、読み進めて行くうちにどんどん物語の中に引き込まれてしまいました。
ストーリーについても、最初はバラバラで全く違う場面なのに、それぞれが複雑に絡まっていく様子が面白いです。
ただし、グロい表現がありますので、グロ系が苦手な方、閉所恐怖症の方は読む前に注意が必要です。
まとめ
ここまで、おすすめするミステリーを厳選してご紹介してきました。
紹介させて頂きました本は、三洋堂サイトからご購入頂くことができます。
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