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【ラノベ】失格王子の追放系&冒険譚!!

2021年5月16日 投稿

追放&冒険ファンタジー!

こんにちは!
なろう系小説大好き書店員、JOHNです!
今回紹介する「失格王子の成り上がり冒険譚」は
追放系としては珍しく追放から始まる物語です!
……いや、追放系なんだから追放から
始まるのは当然でしょ?と思われるかもしれません。
ですが追放系の多くは、基本
「ある程度活動はしてるが目立たない、
 理解されてないから追放された」という言わば、
主人公が活躍しない一つの物語が
終わったあとのお話だったりします。
ですが、本作はまだ何も始まっていない
本当にゼロからのスタートなので
主人公の立ち位置も、実力も、人間関係も
全てが未知数です。王道のファンタジーです。
つまり、追放ものの面白さも王道ファンタジーも
どちらも兼ねそろえた作品なのです!
それとは別に個人的にわくわくしている部分が
ありますが、それは記事内の注目ポイントで
語りたいと思います!

あらすじ

幼いころの出会いがきっかけで冒険者、
そしてアウターと呼ばれる世界に
憧れを抱く主人公・スレイ。
しかし彼はベストーン王国の第三王子。
冒険者なんていう危険な職につくことは
もちろん禁止されていた。
ところがある日、長兄より国外追放を
言い渡される。
これ幸いにとスレイは意気揚々とアウターを目指し
城を出ていく。
それはやがて、世界最強の冒険者となる男の
第一歩であった。

担当注目ポイント

アウターの世界!

まずは解説をさせていただきたいのですが
主人公のスレイがいる世界と
門の先にあるアウターでは世界の理が
違います。
アウターの世界では、魔法が使え
身体の中に『器』という物が出来て
モンスターを倒すなどして
『器』の中に『魂力』が貯まると
身体能力が向上する。
そしてもし死んだとしても
貯えた『魂力』を消費して蘇ることが出来る。
という世界になってます。
どうです?
まるでアクションRPGゲームのシステムの
ようだと思いませんか?
スレイが元々住んでいた王国には
魔法はありませんし、もちろん
死んで蘇るなんてこともありません。
じゃあ何故門をくぐるだけで
そんな自然界のルールすら変わってくる
別の世界になってしまうのか。
作品を読んでいて、その謎が大いに
気になりました。
JOHNがわくわくしている所はここです。
この謎が作中でどんな役割を果たし
そしていずれ解明されるのか
とても続きが気になっています。

主人公の特性!

アウターの世界にて、死んだら
『器』に貯まった『魂力』を消費して
蘇る、というのは前述でお話しましたが
アウターに渡った人は基本複数の『器』が
現れます。
それは多ければ多いほど貯められる『魂力』が増え
蘇れる回数も『器』の数だけ多くなります。
ところが、主人公のスレイには『器』が1つしかなく
貯められる『魂力』も少なければ
蘇ることもできないという、アウターで
冒険者をするには絶望的な結果を言い渡されました。
ですが、スレイの『器』はある特性を備えてました。
それが何かは読まれてからのお楽しみに
取っておきたいと思います。

同業者→同行者→仲間へ!

この物語はゼロから始まるとお伝えした通り
一緒にパーティを組む人たちも
一からの人間関係の構築になっています。
能天気そうに見えて
何やら過去がありそうな少女。
強面だけど怖くない青年。
復讐の為に生き、周りを信用出来ない女性。
彼らが信頼関係を築き、仲間になっていく
様子は、正に王道であり、
王道はやはり心躍るものであります。
とはいえ、書籍はまだ発売されたばかりで
これからもっと多くの人間関係、
多くの絆を結ぶものだと思われます。
今後の展開が楽しみですね!!

最後に一言

今回JOHNが「謎」とした部分は
あくまで、JOHNがそう感じただけなので
作者の未来人A先生の中でどういう扱いなのかは
わかりません。
本当に何か重大な意味があるのか、
はたまた、そういう世界観にしただけなのか。
その結果は、どちらでもいいと思います。
まだ見ぬ今後のお話に対して
「こうなるかな?」とか
「こういう展開があると熱いよなぁ」など
妄想の翼を広げることも
物語を楽しむ一つの要素だと考えるからです。
ベッドに入って、寝るまでの間
よくそういう妄想に耽ってるJOHNでした。

書いた人:JOHN
三洋堂書店梅坪店にてファンタジー小説を担当する
なろう系小説大好き書店員。
この記事を書いてる時期はちょうど
モンハンライズにハマってる時期です。
よく兄とオンラインで狩りに行ってますが
クエスト終了後、お互いに捕獲用麻酔玉を
ぶつけ合うという謎の儀式がブームになっています。
お店のTwitterも担当しております!
なろう系ファンタジー小説の情報は
三洋堂イチ多いと自負しております!!

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