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旅行ができなくても、異国に行った気分になれる小説

2020年11月19日 投稿

さて、問題です。

①ロシア風ツゥプフクーヘンとは何でしょう
②アルムドゥドラーとは何でしょう


こんな、ちょっと変わった、なじみの無い料理を出すお店「カフェローズ」。
お店のコンセプトは、「旅に出られるカフェ」。
このお店を舞台にした小説。

近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』をご紹介します。

◆オススメポイント

・異国のちょっと変わった料理を食べてみたーい
・食べられなくても、おもしろいお菓子を知りたい
・グルメもミステリーも味わいたい
という欲張りなあなたにオススメです

◆こんなお話です

メニューを見ただけでは、何の料理か分からない。
でも気になる、食べてみたいかも。
そんな料理がたくさん出てきます。
月初めは旅に出て、その土地で味わった料理や、見つけたお菓子を提供してくれます。
だから、店にいながら旅をしているよう。

そして、身近なちょっとした問題も解決。
お中元にアルコール類が届く事件:そんなの贈ってないのに・・・
お土産の月餅が減っている事件:八個入りのはずが四個しかない・・・
こんな事件を、鮮やかに解決します。

居心地よくて、ふらふら足が向いてしまう。
行きたい時に行って、好きなだけいられるお気に入りのカフェ。
しかも、家では絶対に食べない、いや、作れないであろう料理を味わえる。
その上、おいしい。
どこに文句をつけましょか。
こんなカフェが近くになったらいいなぁと思わせる本です。

◆冒頭のクイズの答え

①Q.ロシア風ツゥプフクーヘンとは何でしょう
 A.ベイクドチーズの上にココア生地をちぎって焼いた、ドイツのチーズケーキ、ロシア風なのにドイツのお菓子です

②Q.アルムドゥドラーとは何でしょう
 A.オーストリアの炭酸飲料です

書いた人:シャバ美(ルビットタウン中津川店)

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ときどき旅に出るカフェ

著者名
近藤史恵/著
出版社名
双葉社
税込価格
693円

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