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【ラノベ】スローライフが出来ない?!追放された元公爵が自分を追って「きちゃった」領民の為奮闘する!

2021年4月12日 投稿

【主人公の魅力は人それぞれ!】

こんにちは!
なろう系小説大好き書店員、JOHNです!
世の中には様々な物語があります。
JOHNの好きな、なろう系小説でも
色んな主人公がいます。
圧倒的な力を持った人、悪役令嬢に転生してしまった人
どこにでもいる普通の高校生、ゲームプレイヤー。
1人として同じ主人公はいません。
そしてその魅力も千差万別です。
今回紹介する主人公は、転生者ではありますが
戦闘力に関しては、からっきしです。
ですが、「国」という大きな範囲を救った
間違いなく英雄です。
そんな英雄が国を追放される所から物語が始まります。

〈あらすじ〉

転生し公爵となった元日本人の主人公・ヨシュア。
だが、彼は国を繁栄させたのに聖女により
国外の辺境へと追放されてしまう。
ヨシュアは追補されたことを嘆き―――などはせず
「やったぜ!公爵の激務から解放されてのんびりできる!」と
意気揚々と辺境へ旅立つヨシュアだったが、
彼を慕う領民が押し寄せてきてしまい…。
皆の衣食住を確保するため、現代知識と植物鑑定の能力、
そして公国での内政経験を活かし、
不本意ながら、結局超多忙な日々を
過ごすことになるのだった……。

〈担当注目ポイント!〉

特殊な能力よりもすごいカリスマ性!

この主人公・ヨシュアは一応特殊な能力として
「植物鑑定」というスキルを持ってはいますが
彼の魅力はそこではありません。
ヨシュアが追放された土地は
不毛の地とされ、長らく人が住めないと
判断された土地です。
ですが、それでも多くの領民が彼を追って
豊かになった国を捨て、不毛の大地へと
移住をしてきました。
それは、彼に植物鑑定のスキルがあるからでは
ありません。
ひとえに彼の持つカリスマ性だと
思われます。
そしてそのことこそが、物語としての
主人公の魅力なのだと感じます。

気になる登場人物

ヨシュアの周りには、とんでもない能力を
持ったキャラクターが集まります。
ヨシュア本人はただのハウスキーパー(執事やメイドなど)
と思ってる人達も、全ては語られていませんが
すごい出自の人物だったり、戦闘力が高すぎたりします。
そして皆足音を消して歩くことくらい
当たり前のようにこなします。
メイドさんの1人はヨシュアを抱えて川を
飛び越えたりしちゃいます。
書籍の2巻には、さらにとんでもない
キャラクターが登場したりします。
今後、どんなキャラクターが
ヨシュアの元に訪れるのか
今後の展開が楽しみでなりません。

ざまぁ展開はあるのか?ないのか?

追放系のオーソドックスな展開として
追放した側が転落していく
「ざまぁ展開」があるのですが
この作品の場合、それはヨシュアが
追放された後の国、ルーデル公国が
衰退の一途を辿るという展開が
それになり、事実、閑話として
そういった兆しは出てきてはいます。
が、「ヨシュア様が愛し、
繫栄させた国をなんとかして……」←~国をなんとかしたい」の誤字?
という気概を見せ、奮起している人たちも
描かれています。
彼らの頑張りもあるのでこれから
ルーデル公国がどうなるのか先が読めません。
ざまぁ展開はあるのか、ないのか。
あるとしたらどんな形で訪れるのか。
これも今後楽しみな展開の一つになります

〈最後に一言〉

追放ものの多くは、悪意や自分本位の考えから
主人公が追放される事が多いです。
だからこそ、ざまぁ展開が似合うと思います。
しかし、この物語は少なくとも表面的には
そうではないように感じます。
詳しくは物語を読んでもらいたいのですが
悪意での追放ではないように見えます。
なので、どうなっていくのか予想が付かず
展開が楽しみな作品となってます!


書いた人:JOHN
三洋堂書店梅坪店にてファンタジー小説を担当する
なろう系小説大好き書店員。
雑談になりますが、この記事を書いてる数日後
Switchでモンハンが発売になります。
あれもファンタジーの一つの形ですよね。
プレイするのが楽しみです。
お店のTwitterも担当しております!
なろう系ファンタジー小説の情報は
三洋堂イチ多いと自負しております!!

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追放された転生公爵は、辺境でのんびりと畑を耕したかった 来るなというのに領民が沢山来るから内政無双をすることに

著者名
うみ/著
出版社名
KADOKAWA
税込価格
1,320円

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