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気持ちがうるおう おすすめ3選 《第37回 三洋堂書店便り》

2021年12月1日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

今日からついに12月ですね。
先日まで夏の文庫100冊フェアの仕入れをやっていたはずなんですが、時間が経つのが本当に早く感じます。

大人になると時間が短く感じるのには心理学的にも理由があるようで、「時間の経過の早さ」は「年齢に比例して加速する(年齢に反比例する)」のだそうです。
これを「ジャネーの法則」といいます。
えぇ、本で読んだ知識の受け売りです。いいですかーテストに出ますよー。

子どもの頃は毎日が新しい体験で溢れていますが、大人になると同じことを繰り返す日々が続くので記憶に残りづらいということもあるようです。
年をとってからも新しいことにチャレンジする習慣を持つことが大切なのかもしれませんね。

よければ読書習慣から始めてみませんか?
ということで、今週はクリスマスのプレゼントにも最適な、読みやすく気持ちもうるおう3冊をセレクトしましたので、ご紹介します!


人生で本当に大切なことは、ぜんぶ「広告コピー」に書いてあった。

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毎日読みたい365日の広告コピー

著者名
WRITES PUBLISHING/編
出版社名
ライツ社
税込価格
2,035円

「名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。」(パイロット コーポレーション)
「今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。」(ロッテ )

365日、その日その季節にぴったりの「広告コピー」を並べてみたら、
大切なことを思い出せる素敵な名言集ができました。

一部店舗では売場で大きく展開しています!
1年に始まりのカレンダー代わりに、あるいは、大切な人へのプレゼントにぴったりの本です。


世紀を越えるベストセラー

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星の王子さま

著者名
サン=テグジュペリ/〔著〕 河野万里子/訳
出版社名
新潮社
税込価格
528円

いちばんたいせつなことは、目に見えない。

世界中の言葉に訳され、70年以上にわたって読みつがれてきた物語。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。
それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。

毎年12月、冬の定番、やはりこの時期に読んでいただきたい名著ですね。


あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

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コーヒーが冷めないうちに

著者名
川口俊和/著
出版社名
サンマーク出版
税込価格
1,430円

「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」
不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

映画化もされたシリーズ第一作。
ヨーロッパでは新型コロナの流行があったのにもかかわらず、ベストセラーランキング上位に上がるなど、海外でも人気急上昇なんですよ。
もちろん読まれる時にはコーヒーも忘れずに。




書いた人:一般書・文庫バイヤーM
バイヤー陣が本気でおすすめするクリスマスの一冊は次週で。

三洋堂書店便りは毎週水曜日更新。
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