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ミステリ小説のすゝめ 《第45回 三洋堂書店便り》

2022年2月2日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

最近、モノをよく失くします。
休日の買い物ではハンドタオルを紛失し、その翌週には会社からの帰り道で手袋を片方だけどこかへやってしまう始末。

しかし手袋に関していえば、会社を出る直前に身支度をした時には確かに両手分が手元にあったはずで、これはもう私が退勤のタイムカードを押しに行っている隙に誰かが隠したとしか考えられないわけです。

スタッフはほとんど帰宅している時刻。
つまり、犯人はその時一緒に仕事をしていたバイヤー3名の中にいる……っ!

犯人よ、震えて眠れ。
(会社から出た時にもカバンにあったので、道中で落としたと思われる)


ご冗談はよしこさんで。
今週は、寒い冬にゾクッとしたいミステリのロングセラー作品をピックアップしてご紹介です!



前代未聞の読書体験

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ルビンの壺が割れた

著者名
宿野かほる/著
出版社名
新潮社
税込価格
539円

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」
―送信した相手は、かつての恋人。
フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。
やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め…。

ちなみに「ルビンの壺」とは、心理学者ルビンが考案した有名な多義図形のこと。
二作目『はるか』もあわせておすすめです!

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はるか

著者名
宿野かほる/著
出版社名
新潮社
税込価格
605円

賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会い恋に落ちる。
彼女の名は、はるか。大人になり偶然再会した二人は結婚するが、幸せな生活は突如終わりを告げた。
それから月日は経ち、賢人は人工知能の研究者として画期的なAIを発明。
「HAL-CA」と名付けられたそのAIは、世界を一新する可能性を秘めていた――。

この展開を、あなたは見破れますか?
前作『ルビンの壺が割れた』を超える、衝撃のどんでん返し‼


“十の財布”が語る事件の裏

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長い長い殺人

著者名
宮部みゆき/著
出版社名
光文社
税込価格
733円

轢き逃げは、じつは惨殺事件だった。
被害者は森元隆一。事情聴取を始めた刑事は、森元の妻・法子に不審を持つ。
夫を轢いた人物はどうなったのか、一度もきこうとしないのだ。
隆一には八千万円の生命保険がかけられていた。
しかし、受取人の法子には完璧なアリバイがあった…。

刑事の財布、探偵の財布、死者の財布―。
”財布”が語る事件の裏に、やがて底知れぬ悪意の影が。

100万部突破の傑作ミステリ!


本格ミステリからの挑戦状

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法月綸太郎の冒険

著者名
法月綸太郎/〔著〕
出版社名
講談社
税込価格
990円

名探偵・法月綸太郎に挑戦するかのように起こる数々の難事件。
なぜ死刑執行当日に死刑囚は殺されたのか、図書館の蔵書の冒頭を切り裂く犯人、男が恋人の肉を食べた理由など異様な謎に立ち向かい綸太郎の推理が冴えわたる。

「ルーツ・オブ・法月綸太郎」ともいえるミステリの醍醐味あふれる第一短編集。




書いた人:一般書・文庫バイヤーM
イラスト:nocconokko
我孫子武丸先生の名作ミステリ「人形」シリーズ、密かに復刊を切望している人。

三洋堂書店便りは毎週水曜日更新。
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