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三洋堂書店の新作コミックランキング上位作品を一挙発表！
おはようございますこんにちはこんばんは！
最近コミックの仕入れを卒業して晴れて専業でTwitter担当になった担Tです！
(...Twitter以外のおしごともありますが)
ほんのひきだしさんがコミック第1巻売上ランキング（2022年1～3月）というのを発表されていたので、じゃあ三洋堂書店だけのランキングだしたらどうなのかねっていうのを出してみたので早速ご覧いただきたいと思います。
ちなみに、ほんのひきだしさんは、取次の日販さんのサイトなので、ランキングも日販さんと取引のある全国の書店さんの数字を集計したものですが、三洋堂書店は取次がトーハンさんになるので、冒頭紹介したほんのひきだしさんのコミック第1巻売上ランキング（2022年1～3月）には三洋堂書店の数字は入っていません。
ただ全国の書店の数字が合わさったランキングと、ひとつの書店チェーンのランキングで、どういう違いがあるのかというのを見て楽しんでいただければと思います。
第１位
タコピーの原罪（集英社）
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タコピーの原罪 上
- 著者名
- タイザン５／著
- 出版社名
- 集英社
- 税込価格
- 693円
1位になったのはやはりというべきかジャンプ+で連載されていた「タコピーの原罪」、3月に発売した上巻が発売1カ月の集計で3か月分のランキングをうなぎ上りに急上昇してダントツの1位となりました。
しばらくの間毎週金曜日の最新話更新と同時にTwitterの急上昇ワード常連組となったこの作品、4月には下巻も発売しており、2冊で読み切れるお手頃さと読者を退屈にさせないストーリーの２つが兼ね備わったマンガといっていいでしょう！
まだ手をつけていないあなた、ゴールデンウィーク前のいまのうちに買ってしまうことをおすすめしますよ～！
そして一緒にありがとうTシャツを買いましょう。
第２位
キメツ学園！（集英社）
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キメツ学園！ １
- 著者名
- 帆上夏希／著 吾峠呼世晴／原作
- 出版社名
- 集英社
- 税込価格
- 484円
年明けより放送が始まっていた「鬼滅の刃」アニメシリーズにあわせて発売になったスピンオフ作品が2位にランクイン。
タイトルの通り日常学園モノ鬼滅風といった内容ですが、ファンも納得＆人によっては「推しが平穏無事に過ごしている平和な世界」に感謝し始めるレベルで非常に評価の高い作品となっていますので、完結済みの本編のお供におすすめです。
第３位
DAYS ～fragment～（講談社）
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ＤＡＹＳ～ｆｒａｇｍｅｎｔ～
- 著者名
- 安田剛士／著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 528円
3位には全42巻で完結した「DAYS」の短編集がランクイン。
同時発売で「青のミブロ」「PAUSE」の2作品とあわせた安田剛士先生3作同時発売キャンペーンも話題となりました。
こちらは先ほどの「キメツ学園」とは異なり、本編のお話自体と関係してくる「短編集」となっていますので、完結まで読み込んでたのに短編集出てたの知らなかった！という方はぜひこの機会にチェックしてみてください。
以下の順位を第２０位まで一気にご紹介！
ここまでTOP3ご紹介いたしましたが
「あれ？順位一緒じゃん！」と思われたと思います。
そうなんです基本的には上位作品はそんなに各社違いは出ない(当社比)ことが多いのですが、
TOP3を過ぎたあたりからちょっとずつ「むむむ？」という違いが見え始めていきます。
第４位～第１０位
【第４位】運命の人に出会う話（講談社）
【第５位】ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない（フロンティアワークス）
【第６位】幼馴染のS級パーティーから追放された聖獣使い。万能支援魔法と仲間を増やして最強へ！（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）
【第７位】監禁王（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）
【第８位】お気楽領主の楽しい領地防衛（オーバーラップ）
【第９位】受付嬢に告白したくてギルドに通いつめたら英雄になってた（スターツ出版）
【第１０位】鬼畜英雄（一二三書房）
4位の「運命の人に出会う話」は1巻発売にあわせてイラストカード特典をつけさせていただいたこともあり、反響がたいへん大きかったため急遽重版分にも特典を再度つけさせていただくくらいにご好評いただきました。
そして5位はまさかの"あのバナー広告"でおなじみの「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」がランクイン。実はいうとこちらも購入者特典をつけさせていただいていたのですがTOP10どころかTOP5に滑り込むくらいにたくさんご購入いただきましたこれは大変なことやと思うよ。
以降6位から10位に続々と異世界モノのコミカライズ作品がガシガシランクインしてくるのはまさしく三洋堂ならではのランキングといっていいと思います。
7位の「監禁王」、10位の「鬼畜英雄」はほんのひきだしさんでは30位圏外ですが、三洋堂書店ではヒョイっとTOP10に入ってきます。
異世界コミカライズ作品は満遍なくつよつよな三洋堂書店なので、いわゆる”なろう系”の作品で気になるものがあったらぜひお近くの店舗にお越しください。
第１１位～第２０位
【第１１位】彼女の友達（講談社）
【第１２位】黒鳶の聖者～追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める～（オーバーラップ）
【第１３位】ギャルゲーマーに褒められたい（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）
【第１４位】ショーハショーテン！（集英社）
【第１５位】勇者パーティを追い出された器用貧乏 ～パーティ事情で付与術士をやっていた剣士、万能へと至る～（講談社）
【第１６位】外道転移者のハーレムダンジョン製作記（竹書房）
【第１７位】片田舎のおっさん、剣聖になる ～ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件～（秋田書店）
【第１８位】悪役令嬢と鬼畜騎士（一迅社）
【第１９位】ＰＰＰＰＰＰ（集英社）
【第２０位】ようこそ『追放者ギルド』へ ～無能なSランクパーティがどんどん有能な冒険者を追放するので、最弱を集めて最強ギルドを創ります～（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）
11位以降もなろう系コミカライズが続々ランクインする中で健闘する非なろう系の作品が気になるところですが、
なかでも今このタイミングだからこそお勧めしたいのが
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ギャルゲーマーに褒められたい １
- 著者名
- げしゅまろ／著
- 出版社名
- ＫＡＤＯＫＡＷＡ
- 税込価格
- 704円
13位の「ギャルゲーマーに褒められたい」です。
年明けからのアニメで話題になった作品といえば、その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をするを最初に上げる方もいらっしゃるかと思います。そういいたくなるくらいにビスクドールは売れに売れまくりました。
発注も何度もして、また売れての繰り返しだったんですね。
そんな人気作が１クールで終了し、視聴者のいくらかが陥っているであろうギャルを求めてさまよう人におすすめなのがこの作品。
タイトル通りの内容ではあるのですが、逆にシンプルなので安心して買って読むことができます。
ちなみにこの作品も、三洋堂書店では発売時には購入特典があり、ほんのひきだしさんランキングは圏外というのもおもしろいところです。
まとめ
というわけで「三洋堂書店も"コミック第1巻売上ランキング（2022年1～3月）"出してみたよ」ということでご紹介させていただきました。
ご覧いただいてなんとなくお判りいただけたかと思いますが、書店によってどういうものが売れるのかというのは思っている以上に各書店でバラエティーに富んだ違いがありまして、それこそが多様な書店が存在できている理由なのではないかと中の人は思っています。
三洋堂書店の中でも全体のランキングと比較したときに、お店によっては少女コミックのほうがしっかりと売れるよというところもありますし、その違いがある意味強みにもなっていると思います。
お近くの書店はどういうところが強いのかな？というのを見てみるのも、また新しい発見になるかもしれませんね。
今回突発でランキングを拾ってみましたが、また7月に4～6月の新作ランキングを出してみようかなと思いますので、そちらもお楽しみに～♪
書いた人：担T（SNS担当になりました！）
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