自分と似た考え方に共感したり、逆に違った考え方に触れたりできるのがエッセイのいいところ。
小説の物語もいいけれど、エッセイでひと休みしてみませんか?
三洋堂書店で2020年に売れたエッセイの中から、特におすすめの5冊を紹介します。
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【1位】私的で普遍的な「親子の成長物語」
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー The Real British Secondary School Days
- 著者名
- ブレイディみかこ/著
- 出版社名
- 新潮社
- 税込価格
- 1,485円
優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
【2位】初エッセイから55年、これでおしまい。
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気がつけば、終着駅
- 著者名
- 佐藤愛子/著
- 出版社名
- 中央公論新社
- 税込価格
- 1,320円
96歳を迎えた佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も半世紀におよぶ。
初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。
かつて離婚を奨励した佐藤さんが、簡単に結婚し別れる今を見るなんて。世の中が変われば、考えも変わる。
【3位】人生100年時代を生きる後半生の教科書
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70歳のたしなみ
- 著者名
- 坂東眞理子/著
- 出版社名
- 小学館
- 税込価格
- 1,210円
人生で最も幸福なのはいつ頃か―と問われたら、現代では70代ではなかろうか。
その貴重な黄金時代を、人生70年時代の先入観のまま晩年として生きるのはあまりにももったいない。
人生100年時代をポジティブに生きるヒントは「たしなみ」にある。
【4位】村上文学のあるルーツ
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猫を棄てる 父親について語るとき
- 著者名
- 村上春樹/著 高妍/絵
- 出版社名
- 文藝春秋
- 税込価格
- 1,320円
時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある。
ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。
このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた。
―村上文学のあるルーツ。
【5位】あわよくば、生きるヒントに。
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思わず考えちゃう
- 著者名
- ヨシタケシンスケ/著
- 出版社名
- 新潮社
- 税込価格
- 1,100円
「考えすぎても、いいじゃない! 」
人気絵本作家ヨシタケシンスケのみんな待ってた、初エッセイ集!
電車で、カフェで、自分の家で。「ついつい考えすぎちゃう」ヨシタケ氏が、スケッチと共に書きとめた、まじめーな事から、世にも下らぬ事まで。
たとえば。
「仕事のピンチを乗り切るには?」
「いわゆる男女の仲って、何?」
「他人のストローの袋が気になる」
「孤独感を、どう解消するか」
「明日、すごいやる気を出す方法」…。
がんばりたくない「大人」のための絵本!!
書いた人:一般書・文庫バイヤーM
時々思い出したように、群ようこ先生の「無印」シリーズが読みたくなる人。