60周年を迎えた2019年、奇しくも元号も代わり「令和」の幕開けとなりました。
今、営んでいる「書店」という商いは、古色蒼然たる過去の遺物です。「平成」ですら無い、「昭和」なレガシーです。
もしも我が社に70周年があるとすれば、現在とは相当違った会社となっているはずです。
「我が社の顧客は誰か?」「その顧客に我が社は何をもって貢献するのか?」
社会から必要とされる企業であるために、我が社が果たすべき役割と責務を明示し、ぶれずに真っ直ぐ突き進む中で、結果として今とは全く異なる姿となるのが、あるべき道筋でしょう。
本、CD、DVD・・・、商材は栄枯盛衰し変遷します。
我が社は、商材では無く顧客ニーズに固執します。顧客が求めるものが変わるのと歩みを同じくして我が社も変わります。
衆知を集め、新しい時代に必要とされる新たな業態を生み出し、どんな時代でも人々が待ち望む三洋堂でありたいと思います。