@kengo_book 無重力空間で起こった、どう考えても不可解な事件の真相とは? ぜひ読んで答え合わせをしてください📚 #本の紹介 #おすすめの本 #小説 #小説紹介 #PR ♬ オリジナル楽曲 - けんご📚小説紹介

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星くずの殺人
- 著者名
- 桃野雑派/著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 891円
【スタッフのつぶやき】
杜甫甫酒造(以下、と)
「えー、緊急で動画を回しております。杜甫甫酒造です。」
政宗(以下、政)
「んな訳ないでしょ。政宗です。」
と「えー、だって1回やってみたかったんだもん。」
政「毎回言ってますけど、YouTubeじゃないんで。」
と「まあね。でも緊急で前倒しはホントだから。私、異動が決まりまして。読んでる方(いないと思いますけど)は関係ないですが、政宗くんとの雑談形式ができなくなるので、最後に前倒しでもう1回やっとこう、ということです。」
政「お世話になりました(笑)」
と「おい、えらいスッキリあっさりじゃん。」
政「号泣したら気持ち悪いでしょ。」
と「ま、まあね。」
政「つーことで、今回は、『星くずの殺人』桃野雑派(講談社)ですね。宇宙旅行中に、無重力で殺人事件が、というミステリですね。」
と「 『この中に犯人がいる』っていったって、現代じゃよほどじゃなければ、なんとかなるもんですが、宇宙だと究極の密室ですよ。怖いですね。
政「んー、犯人はホテルのスタッフですか?」
と「ああ、政宗くんの全く当たらない犯人当てクイズもこれで最後かと思うとさみしいですが、残念! 霧山0点!」
政「何のボケかは分かりませんが、店長の昭和ハラスメントもこれで最後かと思うと、うう・・・」
と「やめてください。平成です。あと、これね、良いのが宇宙空間の話なので、当然知らないので、ヒントや伏線が散りばめられてあっても分かりにくいんですよ。例えば、警察の人は、刑事ドラマ見ても『そんなことやらないよ』って思うらしいじゃないですか。まあ、あんましないけど、政宗くんも、書店のドラマとか見ても『んなわけないじゃん』とか思わない?」
政「書店のドラマなんかあります?」
と「ん・・・。
まー、そっか。
10年くらい前に『戦う!書店ガール』ってあったんですけどね。そうだよね。毎年何本もある刑事ドラマにくらべるとね。」
政「あ、でも、こんなにふるほんの品出しするとは思いませんでした。」
と「そうそう!いいよー。そういう、やってみないと分からない感。リアリティのあるエピソード。
私、高山に来て、地元の方に
『高山は、もう雪国じゃなくなった。冬の橋の上は一段と気温が低いから、昔は冬に橋を自転車で渡ってたら鼻毛が凍ったのよ』
って言われて、リアリティのあるエピソードだなって思ったの。」
政「でも、あんま、鼻毛が殺人のトリックとかないじゃないですか。」
と「あくまで、例ね。
それに凍った鼻毛が凶器だったら溶けても残るでしょ。」
政「気持ち悪いこと言わないで下さい。」
と「ここで大事なのは、想定外の温度の低さエピソードなのさ。北海道なら寒くて当然でしょ。高山は岐阜県だから名古屋とか普通の温暖な地方から地理的に近いけど標高の高さで予想外に寒い。この『予想外』がトリックになり得るっていう一例ね。知らないってところが、逆に楽しめるポイントになるんです。結婚式場で働いてる人が結婚式に感動しなくなったとかあるじゃん。」
政「まあ、宇宙ホテルとか行ったことないですからね」
と「でしょ。ネタバレになるから細かくは言わないけど、最終的には地球に帰って来ないといけないわけで、結構ハラハラして読めました。細かいとこはレビューで色々言ってるのもありますが、私は映画観たような満足感でしたね。」
政「なるほど。皆さんも読んでみてください。
では、さようなら。店長もお元気で。」
と「おいおい、あと3週間はあるじゃん。」
政「このコーナー上でってことですよ。むしろ僕がさよならですから。来月からどうするんですか?」
と「また、1人で普通に書きますよ。
何はともあれ、意外に政宗君のおひさまの様な明るさで、ずいぶん助けられました。短い間だったけど、Buddiesを組んでくれてありがとうございました。
じゃ、政宗くん、ありがとう、さよなら。
コーナー自体は、また来月!」