『悪役令嬢系』とは
乙女ゲーム(ヒロインが攻略対象の男性との親交を深め、
ハッピーエンドを目指す恋愛ゲーム)のお邪魔キャラである
悪役の令嬢に物語の主人公が転生してしまうお話。
元のゲームではその悪役令嬢は物語の終盤に自身の悪行が
露見して断罪され、処刑もしくは国外追放されてしまうので
主人公はそれを回避する為奮闘するのが主な展開。
しかし!今回はそんな悪役令嬢系の中で
担当が面白いと思う変わり種を紹介していきます!
ストーリー全破壊?!元ゲーマーの最強令嬢!
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
悪役令嬢レベル99 私は裏ボスですが魔王ではありません
- 著者名
- 七夕さとり/著
- 出版社名
- KADOKAWA
- 税込価格
- 1,320円
・あらすじ
RPG形式の乙女ゲームの主人公に転生してしまった主人公
ユミエラ・ドルクネス。
元々ゲーム本編では小物の悪役令嬢だった彼女だが
ゲーマーの本能が疼きだし、幼少期からレベル上げをして
ゲーム世界の舞台だった年齢になった時には
既にレベル99になっていて、悪役令嬢どころか
魔王と勘違いされることになり…?!
・オススメポイント!
オススメ記事の1本目から追放回避とか考えてない作品の紹介です。
ですが、ぶっ飛んでる主人公とか
ゲーム設定をうまく取り込んだ内容など
目を見張る展開が多く見られ
見飽きない作品となっております!
転生したのはゲームにすら登場しないモブキャラ!
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
転生しまして、現在は侍女でございます。 1
- 著者名
- 玉響なつめ/著
- 出版社名
- フロンティアワークス
- 税込価格
- 1,320円
・あらすじ
自分が仕えてる王女がゲームの悪役令嬢だと知った
主人公のユリア・フォン・ファンディッド。
まだ幼く、自分を慕ってくれる王女を幸せにしたいと
思ったユリアは、王女を悪役令嬢にならないように
心を込めてお世話する事を決意する。
しかしユリアさん?自身の恋愛を忘れてやいませんか?
・オススメポイント!
ゲームと違い天使のように育っていく王女様は必見!
そして仕事は完璧、常に冷静で無表情(と思われてる)
ユリアにも春の訪れが…あるかどうかは
読んでからのお楽しみ!
物語が進み、人間関係にもいろいろ変化が
ありますが、ユリアの王女に対する愛情だけは
変わることなく見てるこちらも幸せな気持ちになれる
作品です!
気高き想いに魂が震える1冊!!
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。
- 著者名
- 天壱/著
- 出版社名
- 一迅社
- 税込価格
- 1,320円
・あらすじ
8歳の頃に、自分がゲームの極悪非道のラスボスに転生していたことを
思い出した主人公・プライド。
ラスボスだけあって、知力、権力、戦闘力が非常に高く
ゲームの通りに進んでは周りの全てを不幸にし
最終的には破滅の未来を辿ることになる。
プイラドはそうならぬよう、自分の持つ全ての力を使い
全力で皆を救うことを決意する。
・オススメポイント!
主人公プライドの誇り高き精神に読んでいるこちらの
心も揺さぶられます。
もちろん心打たれるのは読者だけではなく
物語に登場する人物もであり
そのシーンが各キャラ目線でも
語られるので感情移入がしやすく
物語に引き込まれる作品です。
ライトノベルから出張!これなくして悪役令嬢系は語れない!!
↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 1
- 著者名
- 山口悟/著
- 出版社名
- 一迅社
- 税込価格
- 701円
・あらすじ
公爵令嬢であるカタリナ・クラエスは8歳の頃に石に頭をぶつけ
前世の記憶を思い出す。
自身が悪役令嬢であることを思い出したカタリナは
自分の未来が良くて国外追放、悪くて死亡と破滅ルートしかないと
気づき、その未来を変える為(明後日の方向に)奔走する!!
・オススメポイント!
こちらは、なろう系ファンタジー小説ではなく、ライトノベル(文庫)ですが
悪役令嬢系の火付け役でありアニメ化もされた超人気作です!
主人公のカタリナは、一言で言えば無自覚の人たらし。
奔放な行いと底なしの明るい性格と無邪気さで
男性も女性(!)も無自覚に虜にしていきます。
もちろんコミカライズもされています。
しかもコミックの作画は原作の小説の挿絵を描かれている
ひだかなみ先生なので
ラノベのイメージそのままのキャラクターを
味わえるのでこちらもオススメです!!
『担当から最後に一言!』
悪役令嬢系は、元々乙女ゲームという設定があるので
ゲームのエンディング=小説の結末という作品が多く
比較的少ない巻数で完結することが多いです。
(もちろん長く続く作品もありますが。)
その為手軽に読むことが出来て、
繰り返し読むことにも適しています。
気に入った作品は何度も読みたいと思ってる方に
悪役令嬢系はピッタリだと思うので
手に取ってほしいジャンルでもあります。
※悪役令嬢が主役なので女性主人公ですが
男性でも読みやすいのが多くありますし
たまに男性主人公で悪役令嬢がヒロインというケースも
あるのでそういったのを探すのも面白いですよ。
書いた人:JOHN(梅坪店)