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【ラノベ】担当が選ぶ!追放系ファンタジー小説オススメ作品!

2021年1月6日 投稿

『追放系』とは

主人公は戦闘能力が無いため、雑用など戦闘以外の役割として
勇者パーティーの一員を務めているが
常日頃から不当な扱いを受け、最終的には勇者パーティーを追放されてしまう。
追放された主人公は、その後運命的な出会いを経て
戦闘以外では優秀だった能力をフルに発揮し栄光の道へと進んでゆく。
反面、主人公を追放してしまった勇者パーティーは
受けていた恩恵を無くし、徐々に歯車が狂い始め
破滅の道へと転がり落ちてゆく……
というのがオーソドックスな内容です。
主人公の活躍に胸躍るサクセスストーリーと
嫌なヤツが転落してゆく黒い喜びの両方を
楽しめる作品が多くあるのが特徴なので
そういったものを味わえる作品を紹介します。

底辺職とされていた万能職でも本人の資質次第で輝ける!

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追い出された万能職に新しい人生が始まりました

著者名
東堂大稀/〔著〕
出版社名
アルファポリス
税込価格
1,320円

・あらすじ
冒険者の底辺職である『万能職』である主人公・ロアは
勇者の「お前、クビな」の一言でパーティーを
追放されてしまう。
しかし、ロアには万能職としての秘められた才能があり
それを見抜いた人物との出会いによって
新たな人生を歩み始める。

・オススメポイント!
追放系として基本の形で、上記で述べたような
二面性のある展開を存分に堪能出来る作品です。
追放系とはどんなものか、という入門に
ピッタリの一冊となっております!

暗い要素はあっさりめ、主人公の活躍が光る一冊。

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パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき

著者名
影茸/著
出版社名
双葉社
税込価格
1,320円

・あらすじ
治癒師でありながら、初級のヒールしか使えない主人公・ラウスト。
ラウストはそれでも仲間に貢献しようと、自らを鍛え続けていたが
パーティーから半ば八つ当たりのような形でクビにされてしまう。
しかし、パーティーは気づいていなかった。
自分たちが誰の実力で一流のパーティーとして成り立っていたかを…

・オススメポイント!
上記で述べた説明とは違い主人公の戦闘力が高いのが特徴の作品です。
追放系としての要素はあっさりしていますが
その分ファンタジー物としてしっかり作られており
ストーリーも話を追うごとに状況が二転三転と変わり
読者を飽きさせない、続きの気になる展開となってます。

絆の力で強くなる主人公。半面、勇者は底知れぬ闇へ……

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勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

著者名
深山鈴/〔著〕
出版社名
講談社
税込価格
1,430円

・あらすじ
ビーストテイマーのレインは、動物を使役する力で
勇者パーティーをサポートしていたが
役立たずとしてクビにされてしまう。
失意の中、冒険者として再スタートを切ったレインは
『最強種』である『猫霊族』の少女と出会う。
一方、ビーストテイマーとして破格の能力を持っていた
レインを追放してしまった勇者パーティーは
どんどん苦境に追いやられてゆく。
その中で勇者は、次第にレインを恨むようになっていき……

・オススメポイント!
この物語は、「運命的な出会い」に焦点を当てた
絆の力で強くなる王道の主人公の話と
底の見えない闇に堕ちていく勇者の話という
追放系の中でもトップクラスの両極端な
ストーリーが一つの作品として展開されていきます。
どこまで登り詰め、どこまで堕ちるのか。
今後も目が離せない作品です!

やることなすこと規格外のハチャメチャコメディ!

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冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! 辺境開拓?よし、俺に任せとけ!

著者名
佐々木さざめき/著
出版社名
双葉社
税込価格
1,320円

・あらすじ
魔術師の紋章を持ち、冒険者をしている主人公・クラフトには
魔法の才能がなく、いくつものパーティーをクビになっていた。
そして、冒険者ギルドから生産ギルドへ転職することになった
クラフトは、その場に居合わせた紋章官に適正検査をしてもらうと
魔術師の紋章が最も相性の悪い紋章だと知らされ
正しい適正を持った紋章に書き換えることを勧められる。
その紋章は錬金術師。
それも伝説の力を持った「黄昏の錬金術師」だった。

・オススメポイント!
この作品は、これまでに紹介してきた追放系とは毛色が違い
高名なパーティーに追放されたわけでもなく
そのパーティーが転落していく話でもありません。
しかも「運命的な出会い」は人ではなく職業。
(その後、運命的な人物との出会いもありますが)
ただ、色々とやらかしてしまう主人公への
ツッコミがキレッキレでコメディタッチの作品が
好きな方には是非ともオススメしたいです!

『担当から最後に一言!』

サクセスストーリーとざまぁ展開(嫌なヤツがギャフンと言わされるザマァミロと言いたくなる展開)の両方を楽しめる追放系は、ストレス発散にはもってこいです。
日頃のストレスを、本を読んで発散できるなら最高だと思いませんか?
もちろん、胸がすく内容が多いのでストレスとか関係なく
読んでいて楽しいジャンルでもありますよ。

書いた人:JOHN(梅坪店)

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