2021年8月、悩める漫画スキーを導くために三洋堂書店が収集した3410選になる(かもしれない)おすすめ漫画のレビュー集。
次に読むべき作品が紹介されていることと、自由な評価チャートが特徴。
今回は一気読み必至なおすすめ完結作を紹介！！

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新時代（と臓物）を切り開く
ダークファンタジーアクション

少年漫画らしさが全くない、「これ本当に少年誌か？」と思うほど過激な内容が話題でした。
この作品の魅力はそれだけじゃあないんです。

友達：いない。

努力：さほどしない。

勝利：してるっちゃぁ、してる。

「このキャラ無事に生きて帰れないな」
「人生に絶望しすぎでは」
「周りを巻き込んで破滅しそう」
などなど、魅力たっぷりの「破滅的なキャラ」が続々登場します。

私は姫野先輩が推しなんですけど、いいですよね、破滅的な女性キャラ。
「何とかしてあげたい！」と思うけど、絶対何ともならないんだよなァ～。

キャラクターデザイン、背景作画、アクションシーン、キャラの表情まで。
作品内の空気と著者の作画が極めて高度なレベルで調和しています。
特に6巻のバトルシーンは圧巻。
凄まじい躍動感のジェットコースター的サメ映画が展開されます。（？？？）

8巻発売当時に書いた紹介記事もよろしくお願いします。
連載を追っかけていた当時の私が興奮気味に書きなぐっております。
あの頃はまさかあんな展開になるなんて思いもしませんでした・・・。

ネット騒然！考察が止まらない話題の少年漫画！

ファイアパンチ

チェンソーマン著者「藤本タツキ」のデビュー作。
週刊少年ジャンプで掲載され、衝撃的な第一話でもって、
少年達を戦慄に震えさせたことで有名。
いやぁ、あの第一話が少年誌に載ったのはビビリましたよ。
主人公は全編通してほぼ全裸だし。

著者の映画好きの片鱗は、デビュー作からも垣間見られます。
いいよね、映画館。