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時代小説好きのオススメの本3選

2023年6月29日 投稿

歴史好きの方に是非読んで頂きたい小説を紹介します。

 

歴史が好きな人のおすすめの小説を知りたい。

 

フィクションの世界で、歴史を体験してみたい。

 

こんな要望をお持ちの方へおすすめの本を紹介します。

 

紹介させて頂くのは、下記3作品です。

紹介3作品目次

「楽毅(がっき)」宮城谷昌光、新潮文庫

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楽毅 第1巻

著者名
宮城谷昌光/著
出版社名
新潮社
税込価格
825円

■本の内容

 

 『三国志』の諸葛孔明にこの人ありと言わしめた中国屈指の名将の生涯。

 宮城谷文学屈指の巨編。

 古代中国の戦国期、「戦国七雄」にも数えられぬ小国、中山国宰相の嫡子として生まれた楽毅は栄華を誇る大国・斉の都で己に問う。

 人が見事に生きるとは、どういうことかと。

 

 諸子百家の気風に魅せられ、斉の都に学んだ青年を祖国で待ち受けていたのは、国家存立を脅かす愚昧な君主による危うい舵取りと、隣国・趙の執拗な侵略だった。

 

 才知と矜持をかけ、若き楽毅は祖国の救済を模索する。

 

(出版社公式HP)

 

★おすすめポイント

 

 この小説のおすすめポイントは、主人公の楽毅のかっこよさです。

 とにかくかっこいい!

 楽毅の生きざまを見るというだけでも、この小説を読む価値はあると思います。

 特に、厳しい状況の中でも、いかに生き抜いていくか、生き様を曲げないかという観点は、現代の社会にも応用できる考え方だと思います。

 歴史小説でありながら、主人公が際立っている物語は圧巻です。

 また、戦いの描写も見事に描かれていることもこの小説をおすすめできるポイントです。

 中山国を守るための戦いは、緊張感もあり結末が気になります。

 また、戦いの中に出てくる作戦についても、思わず引き込まれてしまう内容になっています。

 楽毅のかっこよさ、戦いの描写を是非、体験してみて下さい。

「項羽と劉邦」司馬遼太郎、新潮文庫

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項羽と劉邦 上

著者名
司馬遼太郎/著
出版社名
新潮社
税込価格
990円

■本の内容

 紀元前3世紀末、秦の始皇帝は中国史上初の統一帝国を創出し戦国時代に終止符をうった。

 しかし彼の死後、秦の統制力は弱まり、陳勝・呉広の一揆がおこると、天下は再び大乱の時代に入る。

――これは、沛のごろつき上がりの劉邦が、楚の猛将・項羽と天下を争って、百敗しつつもついに楚を破り漢帝国を樹立するまでをとおし、天下を制する“人望”とは何かをきわめつくした物語である。

(出版社公式HP)

 

★おすすめポイント

 私は司馬遼太郎の作品が好きなのですが、特にこの小説が大好きです。

 理由は、歴史的根拠に基づいた部分と、創作物としての部分が絶妙に合わさったストーリー展開だからです。

 歴史評論の部分もあり、単純に歴史を学ぶことも出来てしまいます。

 それに加えて、登場人物の誰もが魅力的で人間味があります。

 司馬遼太郎作品は、どれも文章が上手く引き込まれてしまう内容です。

 まだ司馬遼太郎作品を読まれていない方は、この小説を機に、他の作品も読んでみることをおすすめします。

「草原の風」宮城谷昌光、中公文庫

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草原の風 上

著者名
宮城谷昌光/著
出版社名
中央公論新社
税込価格
649円

■本の内容

 三国時代よりさかのぼること二百年。

 劉邦の子孫にして、勇武の将軍、古代中国の精華・後漢王朝を打ち立てた光武帝・劉秀の若き日々を鮮やかに描く。 

(出版社公式HP)

 

★おすすめポイント

 この小説のおすすめポイントは、魅力的な登場人物たちです。

 どの登場人物もさわやかで男気があり、そして何より気持ちの良い人物ばかりです。

 そんな登場人物たちを見ていると、こちらまで気持ちが晴れやかになります。

 三国時代をご存じの方は、この登場人物たちが作った歴史が、後の三国時代に繋がっていくことを想像すると面白さが更に増します。

 また、この小説を機に、三国時代の小説、漫画を読んでみることもおすすめします。

まとめ

 ここまで、歴史好きの人におすすめできる小説を厳選してご紹介してきました。

 紹介させて頂きました本は、三洋堂書店ホームページからご購入頂くことができます。

▼商品検索はこちら

https://www.sanyodo.co.jp/lookup

 三洋堂書店の新規会員登録もおすすめです。

 会員限定のクーポンが発行されたり、お店の在庫のお取り置きサービスも使えるようになりますので、会員登録お待ちしております。

▼新規会員登録はこちら
https://www.sanyodo.co.jp/login/signup

 以上、歴史好きの三洋堂店員がお送りいたしました。

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