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ライトミステリー好きのオススメの本3選

2023年6月29日 投稿

 おすすめのライトミステリーが知りたい。

 普段読んでいるミステリーとはまた違ったミステリーを読んでみたい。

 書店員がおすすめするライトミステリーが知りたい。

 こんな要望をお持ちの方へ、三洋堂書店員の私がおすすめする、ライトミステリーを紹介します。

 紹介させて頂くのは、下記3作品です。

紹介3作品目次

【映】アムリタ

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〈映〉アムリタ

著者名
野崎まど/〔著〕
出版社名
KADOKAWA
税込価格
671円

■本の内容

 鬼才・野崎まど 衝撃のデビュー作。異色の青春ミステリー。

 自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。

 その映画は天才と噂される最原最早の監督作品だった。

 彼女のコンテは二見を魅了し、恐るべきことに二日以上もの間読み続けさせてしまうほどであった。

 二見はその後、自分が死んだ最原の恋人の代役であることを知るものの、彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が先立ち、次第に撮影へとのめりこんでいく。

 しかし、映画が完成したとき、最原は謎の失踪を遂げる。

 ある医大生から最原の作る映像の秘密を知らされた二見は、彼女の本当の目的を推理し、それに挑もうとするが――。

 第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作。

(出版社公式HP)

 

★おすすめポイント

 この作品のおすすめポイントは、物語の雰囲気です。

 ライトミステリーが好きであれば、この物語の雰囲気は間違いなく好きな雰囲気だと思います。

 ミステリーの雰囲気が全体に漂っていますが、SFやホラーの雰囲気も醸し出しているのがこの作品の大きな特徴でしょう。

ライトミステリーから、その他のジャンルを体験することができます。

 また、物語の初期は青春物語のようなストーリー展開ですが、この世界観からのミステリーへの転換は見事としか言いようがありません。

 長編作品ですが、物語はサクサク進んでいきますので、読みやすいです。

 物語の雰囲気に浸りながら、結末も秀逸ですので、最後まで読み進めて頂くのがおすすめです。

謎好き乙女と奪われた青春

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謎好き乙女と奪われた青春

著者名
瀬川コウ/著
出版社名
新潮社
税込価格
649円

■本の内容

 もう戻れない日々。その傷に、青春(ミステリ)がある。

 藤ヶ崎高校一の美少女、早伊原(さいばら)樹里は恋愛に興味がない。

 友情にも興味がない。

 もちろん、部活にも。

 彼女が愛してやまないこと、それは日常に潜む謎。

 衆目の中ですり替えられた花束。

 学年全員に突如送られた告発メール。

 教室の反対側からの不可能カンニング。

やがて僕の過去が明らかになるとき、「事件」の様相は一変し……。

 彼女と「僕」が織りなす、切なくほろ苦い青春ミステリ。

(出版社公式HP)

 

★おすすめポイント

 この物語は始まり方に少々クセがありますが、読み進めて行くうちにどんどん物語に引き込まれて行きます。

 特に、学園モノ、青春モノのライトミステリーが好きな方におすすめです。

 登場人物が高校生というのも、ライトミステリー好きには定番の設定ですが、単なる学園モノに収まらないのがこの作品のすごいところ。

 また、メインの二人の関係性についても注目です。

 特異体質を持った主人公と魅力的なヒロインという設定で、この世界観に浸るだけでも満足度が高いです。

 この作品はシリーズになっているので、本作を読んで面白かった方は、是非、同シリーズ他の作品も読んでみて下さいね。

名前探しの放課後

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名前探しの放課後 上

著者名
辻村深月/〔著〕
出版社名
講談社
税込価格
924円

■本の内容

 依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。

 「俺、もしかして過去に戻された?」

 動揺する中で浮かぶ1つの記憶。

 いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。

 「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」

 2人はその「誰か」を探し始める。 

 どうしようもなく、暗い未来。もう2度と帰らない『その人』。

 俺は、『あの日』を迎えずに済むのだろうか。

 『1人でいなくなったり、するな』

 これが、彼の願い

 『冷たい校舎の時は止まる』

 を超える、学園ミステリー

(出版社公式HP)

★おすすめポイント

 主人公とクラスメイト、その友人や恋人が協力して真実を探し求める時のチームワークが素晴らしく、この作品を「ライトミステリー好きの方におすすめする作品」の最後に紹介させて頂くことにしました。

 このチームの面々も、イケメン、読書家、人格者、生徒会長候補と、バラエティーに富みつつ魅力的ですので、好感が持てます。

 ストーリーとしては、ある悲惨な未来から過去に戻った主人公が、仲間と知恵を出し合い、協力し合いながら、その未来を変えようとするストーリーです。

 その悲惨な未来とは、同級生の自殺。

 ただ、主人公はその同級生が誰だったかどうしても思い出せないというところから、このチームでの奮闘は始まります。

 一体誰が自殺したのか?

 という謎を残しつつ、下巻に続きます。

 是非、謎が解ける下巻も読んでみて下さいね。

まとめ

 ここまで、書店員の私が選ぶ、ライトミステリー好きの人におすすめできる本を厳選してご紹介してきました。

 紹介させて頂きました本は、三洋堂書店ホームページからご購入頂くことができます。

▼商品検索はこちら

https://www.sanyodo.co.jp/lookup

 三洋堂書店の新規会員登録もおすすめです。

 会員限定のクーポンが発行されたり、お店の在庫のお取り置きサービスも使えるようになりますので、会員登録お待ちしております。

▼新規会員登録はこちら
https://www.sanyodo.co.jp/login/signup

 以上、新しい本選びのご参考にして頂けますと幸いです。

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