なるべくなら楽しく暮らしたい
そもそも「仕事」とは何か?
ふと考えることありませんか?
「なんで、この仕事をしているんだろう?」
『すべてはFになる』『スカイ・クロラ』などの著書で知られる森博嗣さんならではの観点から仕事論について書かれた本です。
「森博嗣流仕事論」とは?
「人生」の中での「仕事」というものに対して、森博嗣さんはどのように考えているのでしょうか?
「仕事」とは、
「なるべくならやりたくないけど、やらないと(お金が入らないなど)問題があるから、仕方なくするもの」
ええぇ、そんな身もふたもない…
「手段」と「目的」をはき違えない!
それでも、わたしたちはふと冒頭のような問いを考えてしまうことがありますが、森博嗣さんの考えは一貫しています。
「人生の目的は、自由の獲得のためであり、仕事はそのための手段でしかない」
「仕事が楽しいのであれば楽しいに越したことはないが、仕事が嫌なのであれば、辞めるか仕事以外に楽しみを見つければ良い」
「人生のやりがい楽しみとは、人から与えられるものではなく、どこかに既にあるものではない。自分で作り、育てるもの」
この本を読んで、仕事はあくまでも生きていくための手段のひとつに過ぎないのに、それがいつの間にか目的にすり変わっていたことにはたと気付きました……危険危険!
仕事に対してそういう考え方もあるよね、と心が少し軽くなりました。
こんな方におすすめ
仕事に対して不安・不満のある方や就職活動で悩んでいる方など働く意味を見失いそうな方に読んでほしい、仕事に人生に対する価値観が少し変わる「働き方改革」な一冊。
書いた人:熊猫(よもぎ店)
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「やりがいのある仕事」という幻想
- 著者名
- 森博嗣/著
- 出版社名
- 朝日新聞出版
- 税込価格
- 836円