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三洋堂書店便り《第4回》

2021年4月7日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

本当にまったくどうでもいい話ですが、春の小説といえば宮本輝先生の名作『春の夢』がおすすめです。
亡くなった父親の借金を抱えた大学生の主人公が、誤って釘で柱に打ちつけてしまったトカゲの「キン」(生きています)とともに過ごす一年間の移ろいを描いた青春小説。
文芸書版が1984年刊行なので古くはありますが、弱い部分も多いけれど、借金取りにボコボコにされても前向きに生きようとする主人公が好きで学生時代に何度も読み返した作品です。
とにかく文章が美しく、ラストの余韻は一読の価値があります。
ぽかぽか陽気の窓際でゆっくり本が読めるのは春の特権……たまりません。

それはさておき。
春真っ盛りの売場から、今週もおすすめ商品を紹介します!


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春の夢 新装版

著者名
宮本輝/著
出版社名
文藝春秋
税込価格
847円

亡き父の借財を抱えた大学生、井領哲之は大阪にあるホテルでのアルバイトに勤しむ彼の部屋には、釘で柱に打ちつけられても生きている蜥蜴の「キン」がいる――。
「俺はなんで人間に生まれたんやろ」
ひたむきに生きる大学生の、憂鬱と情熱、そして恋を、一年の移ろいのなかにえがく、青春文学の輝かしい収穫。


東野圭吾版『罪と罰』

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白鳥とコウモリ

著者名
東野圭吾/著
出版社名
幻冬舎
税込価格
2200円

遺体で発見された善良な弁護士。
一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。
「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。

なんと、今回の東野圭吾先生の作品には愛知県が深く関わってきます!
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、皆さんが住んでいる土地の近くだったりするかもしれませんよ。ふふふ…。
しかも作家生活35周年記念作品!

本日発売の最新作は、お近くの三洋堂書店か店頭取り寄せサービスでゲットしてください!
店舗によっては週末までに売り切れてしまう場合もありますので、お早めにどうぞ!


あなたは「なにレンジャー」世代ですか?

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スーパー戦隊

著者名
東映株式会社/監修 松井大/監修 学研図鑑編集室/編集・制作
出版社名
学研プラス
税込価格
3630円

4/8(木)発売予定!
「スーパー戦隊」がなつかしの「学研の図鑑」になって新登場!
「もし、スーパー戦隊が現実世界に存在したらどんな学習図鑑になる?」というコンセプトのもと、メカの大きさ比べや透視図など、好奇心を刺激するしかけがいっぱいです。
個人的には、自分が子どもの頃にTVで放映されていた戦隊を調べたくてうずうずしています(忍者戦隊カクレンジャーはどこだっ)。

ぜひ、親子で一緒に楽しんでください!


「るるぶ」史上初の宇宙ガイド

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るるぶ宇宙 探査の最前線から未来の旅行プランまで徹底ガイド

著者名
林公代/監修
出版社名
JTBパブリッシング
税込価格
1100円

みなさんご存知、旅行ガイドブック「るるぶ」に「宇宙のガイドブック」が登場しました。
月旅行から「はやぶさ2」まで、宇宙開発や現状で考えられる宇宙旅行の最新事情が楽しみながら分かる!妄想旅で楽しめる一冊です!
木星の巨大オーロラ観測ツアーなど、随所に「旅行っぽさ」満載のガイドブックになっているのがにくい演出です。

どうでもいい話ですが、学生の頃、宇宙は有限なのか無限なのか、ふと気になって布団の中で夜通し考え続けていたことを思い出しました。


今週のバイヤーのイチオシ

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命とられるわけじゃない

著者名
村山由佳/著
出版社名
ホーム社
税込価格
1650円

恋愛小説の名手・村山由佳先生の最新猫エッセイです。

『猫がいなけりゃ息もできない』で愛猫の「もみじ」を看取ってから一年。
別れと新たな出会いをやさしい文体で綴った味わい深い一冊です。

ちなみに、愛らしい猫の写真と文体が心に沁みる村山由佳先生の猫エッセイは、本作含めて四作品あります。
興味を持たれた方はこちらもぜひご一読ください。


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猫がいなけりゃ息もできない

著者名
村山由佳/著
出版社名
集英社
税込価格
869円

生の節目にはいつも猫がいた―。
房総・鴨川での生活から一匹の猫を連れて飛び出した著者は、度重なる転機と転居を経て、軽井沢に住まいを見つけた。
気づけば猫は五匹に。中でも特別なのは、人生の荒波を共に渡ってきた盟友“もみじ”十七歳。しかし彼女に病気が発覚し…。
WEB連載時から大好評の、魂が震える猫エッセイ。



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もみじの言いぶん

著者名
村山由佳/文と写真
出版社名
ホーム社
税込価格
1430円

作家・村山由佳さんの盟友で、たくさんのフォロワーから愛された三毛猫・もみじ。
2018年3月、もみじは17歳で今生を旅立ちました。彼女の軽妙洒脱な関西弁のつぶやきが、時にユーモラスに、時に厳しく、時に切なく…私たちの心に沁みこんできます。
大切な存在を失った「その後」をどう生きるか―そのヒントがここに。


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晴れときどき猫背そして、もみじへ

著者名
村山由佳/著
出版社名
ホーム社
税込価格
1540円

自然ゆたかな南房総の丘の上、手づくりのログハウス。裏の畑で育てた無農薬野菜を食べ、ときには乗馬を楽しむ。
理想の田舎暮らしのなか、唯一の不満は「猫が飼えない」こと。けれど迷い込んだチビ猫をきっかけに、生活はあれよあれよと変わっていき―。
あのころの「楽園」をいま振り返る大充実のコメンタリー入り決定版!


書いた人:一般書・文庫バイヤーM
小説を読む時にはバックミュージックにジャズを流す派。

おすすめ新刊やフェア、気になる本のこと(時々なんの役にも立たないこと)などなどをツイッターでもつぶやいていますので、ぜひフォローよろしくお願いします!

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