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カドフェス開催中!《第15回 三洋堂書店便り》

2021年6月23日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

先日、子供と公園で虫取り網で蝶をつかまえながら冒険していたのですが、きらきらした瞳でモンシロチョウを虫かごに入れているのを眺めていた時、唐突に夏を感じました。
小学生の頃、夏休み前に感じていた”あの”感覚(BGMは映画「菊次郎の夏」主題歌『Summer』で)。

やがて入道雲を背景に蝉が鳴き始めると、ノスタルジックな気持ちになる昨今ですが、その頃には汗もところてんのようににゅるりと噴き出してきます。
とりあえず、家の壊れかけのレディオ…ちがうちがうエアコンをなんとかしないと真夏はとうてい越されへんでコレ…と焦る今日この頃。


それはさておき。
今週も売場からおすすめ商品をご紹介していきます!

2DKってなんですか?

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すみません、2DKってなんですか?

著者名
日下部理絵/著 小林義崇/著
出版社名
サンマーク出版
税込価格
1,540円

住宅の超・基本から、
「賃貸vs購入」「マンションvs戸建て」
といったリアルなお金の話、
家の購入費・税金を安くする節約ワザまで、
家に関するあれこれが会話形式でスラスラわかる!

賃貸・買う・売る、一生分の家の話がわかる本です。
あわせて前作「すみません、金利ってなんですか?」もおすすめ!

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すみません、金利ってなんですか?

著者名
小林義崇/著
出版社名
サンマーク出版
税込価格
1,430円

化学は人類を大きく動かしている。

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世界史は化学でできている 絶対に面白い化学入門

著者名
左巻健男/著
出版社名
ダイヤモンド社
税込価格
1,870円

「世界史×化学」だから面白い!
白熱のサイエンスエンターテインメント!

読みやすい文章、図解、イラストで、サイエンスの入門書としておすすめの一冊です。

心揺さぶる女子大河小説

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ののはな通信

著者名
三浦しをん/〔著〕
出版社名
KADOKAWA
税込価格
880円

ののとはな。
横浜の高校に通う2人の少女は、性格が正反対の親友同士。
しかし、ののははなに友達以上の気持ちを抱いていた。
幼い恋から始まる物語は、やがて大人となった2人の人生へと繋がって……。

書簡の往復のみで構成された、三浦しをん先生の文庫最新作です。
少女時代から始まる二人の恋の、大人になるにつれて変化していく文章や心の機微に注目です。

世界を照らそう。

物語で忘れられない夏にしませんか?

今年も角川文庫の夏の100冊「カドフェス」がスタートしています!
現場のスタッフのおすすめ記事があるので、どれを読めばいいか迷っている方はぜひご一読ください!

集英社文庫と新潮文庫の100冊は6月下旬から7月上旬にかけて順次開催予定ですので、こちらもあらためてご紹介します。

今週のバイヤーのイチオシ

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ポケットに名言を

著者名
寺山修司/〔著〕
出版社名
角川書店
税込価格
440円

「カドフェス」からのピックアップ。

言葉を友人に持ちたいと思うことがある。
それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だと言うことに気がついたときにである。

の一文から始まる格言集で、歌謡曲から映画の名セリフまで、世界中のあらゆるジャンルから印象的な言葉が集められてあります。
「グッ」とくる台詞や、正直よくわからんな文章まで多種多様ですが、「言葉」は面白いと感じさせてくれる一冊です。
売場で見かけられたらぜひご一読ください。

書いた人:一般書・文庫バイヤーM
今週の好きな言葉
「今日では、標準語は政治経済を語ることばになってしまった。――人生を語るのには、もう方言しか残っていない。」
(寺山修司/歌人・劇作家)

三洋堂書店便りは毎週水曜日更新。
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