menu open

芥川賞・直木賞は誰の手に!?《第18回 三洋堂書店便り》

2021年7月14日 投稿

こんにちは、最近ビジネス書の読みすぎで頭がゆでだこ状態の一般書・文庫バイヤーMです。

7/14(水)は第165回芥川賞・直木賞の発表されました!
前回は21歳の若さで芥川賞を受賞した宇佐見りん先生の『推し、燃ゆ』が話題になり、現在もロングセラー中ですが、今年の受賞作もお楽しみに!

第1回目の芥川賞・直木賞はご存知ですか?
今から86年前、昭和10年(1935年)に発表されたのが始まりです。
太宰治が喉から手が出るほど欲しがった第1回芥川賞は、石川達三の『蒼氓(そうぼう)』が受賞し、太宰治が激怒したというエピソードがあるとか。
(「事実、私は憤怒に燃えた。」と『文藝通信』10月号に反論文まで掲載しています)
太宰治の芥川賞受賞にかける熱量には鬼気迫るものがあったようで、調べてみると文豪の人間くさい一面が垣間見えて面白いですよ。

ちなみに、歴代受賞作の中で私のおすすめは、
第105回(平成3年度上半期) 直木賞受賞、芦原すなお先生の『青春デンデケデケデケ』です。

1965年の春休み、ラジオから流れるベンチャーズのギター。
ロックと友情と恋。

時代が変わっても、決して変わらないものもあることを教えてくれる青春小説です。
映画版も良い。


それはさておき、今週も売場からおすすめ商品をご紹介します!

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

青春デンデケデケデケ

著者名
芦原すなお/著
出版社名
河出書房新社
税込価格
660円

「婦人公論.jp」で話題沸騰の一冊

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

著者名
青木さやか/著
出版社名
中央公論新社
税込価格
1540円

母が嫌いだった。
わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。
自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。
生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。

タイトルの通り、母親と自分について、誇張せず、美化せず、平易に綴られた名エッセイです。

37つの「のび太メソッド」

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

「のび太」という生きかた ポケット版

著者名
横山泰行/著
出版社名
アスコム
税込価格
880円

勉強も運動も苦手で、ぐうたらしてばかりののび太。
そんなのび太から、無理せずに自分らしく生きて
夢まで叶えてしまう方法を学んでみませんか?

夏休み時期の定番図書になりつつあります。
読めばのび太だけでなく、自分自身の見方まで変わるかも!?

あらゆる問題は”腸”に通ずる

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

腸がすべて

著者名
フランク・ラポルト=アダムスキー/著 森敦子/訳 澤田幸男/監修
出版社名
東洋経済新報社
税込価格
1650円

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる

著者名
江田証/著
出版社名
池田書店
税込価格
1540円

腸を制するものが健康を制する!
…ということで、腸に関する本が話題です。
健康だけでなく、美容にも効果的だとか。

今年の夏は、腸活でココロもカラダもすっきり快適に!

今週のバイヤーのイチオシ

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

火定

著者名
澤田瞳子/著
出版社名
PHP研究所
税込価格
968円

時は天平――。
藤原氏が設立した施薬院の仕事に、嫌気が差していた若き官人・蜂田名代だったが、高熱が続いた後、突如熱が下がる不思議な病が次々と発生。
それこそが、都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせる“疫神(天然痘)"の前兆であった。

我が身を顧みず、治療に当たる医師たち。しかし混乱に乗じて、病に効くというお札を民に売りつける者も現われて……。
「天平のパンデミック」を舞台に人間の業を描き切った傑作長編。


『星落ちて、なお』で今回の直木賞にもノミネートされている澤田瞳子先生の名作。
デマや暴動など、時節柄身につまされるお話で、人間の本質についても考えさせられます。
もちろん小説としても一級品ですので、おすすめです。

今なら限定カバーで展開中!

書いた人:一般書・文庫バイヤーM
今週の好きな言葉
「男って、正直ね。何もかも、まる見えなのに、それでも、何かと女をだました気で居るらしいのね。 犬は、爪を隠せないのね。 」
ー高野さちよ/太宰治『火の鳥』(小説の登場人物)

三洋堂書店便りは毎週水曜日更新。
よければ「役に立った」ボタンで応援よろしくお願いします!
ツイッターもやっています。

この記事は役に立ちましたか?

4