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落ち葉の世界を旅する 《第28回 三洋堂書店便り》

2021年9月29日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

先日、娘2人を連れて近所の公園へどんぐり拾いに行ってきました。
「まだ紅葉してないじゃん」と思われるかもしれませんが、あにはからんや、気の早いブナ科の樹木の下にはすでに大量のどんぐりが落ちています。
紅葉シーズンの秋真っただ中に決行しても、形のきれいなどんぐりはプロのどんぐりマイスターのご家族にあらかた拾われた後だったりします。
戦いとは常に二手三手先を読んで行うものです。

……うそです。
公園を散策していたらたまたま大量のどんぐりが落ちている場所を発見したので、狂喜乱舞してビニール袋がパンパンになるまで拾い集めました。
ラッキーでした。てへ。

どんぐりにも種類があって、よく見かける縦長の「コナラ」やもじゃもじゃ帽子の「クヌギ」など、かわいらしい名前のものが多いので、秋に家族で散歩などされる時は事前に調べていくと近所の散策も楽しめるのでおすすめです。

ちなみに、近所に落ちてないけどいつか拾ってみたいどんぐりは「スダジイ」。
他とは一味違う、おしゃれな帽子を被ったどんぐりでございます。

自然を読む

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どんぐりハンドブック

著者名
いわさゆうこ/著 八田洋章/監修
出版社名
文一総合出版
税込価格
1,320円

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イモムシハンドブック

著者名
安田守/著 高橋真弓/監修 中島秀雄/監修
出版社名
文一総合出版
税込価格
1,540円

調べ物はスマホで手軽にできる昨今ではありますが、自然を楽しむなら文一総合出版の「ハンドブック」シリーズをおすすめします。

ハンドブックごとに専一に細かく紹介してあるので、他の図鑑では味わえない興奮を堪能できます。
表紙のビジュアルが強烈なので載せていませんが、『鳴く虫ハンドブック』や『ハムシハンドブック』など、最高です。

秋の散歩のお供にぜひどうぞ。




書いた人:一般書・文庫バイヤーM
なぜか蚊に血を吸われにくいタチなので、林の中でもバンバンどんぐりや落ち葉拾いができる人。

三洋堂書店便りは毎週水曜日更新。
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