こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。
もうすぐクリスマスですね。
先日人生で初めてクリスマスツリーなるものを購入して子供ときゃっきゃっ言いながら飾りつけたのですが、楽しいですね。
なんというかこう、学園祭の準備をしている時のような独特な高揚感があるんだなと初めて知りました。
男2人兄弟で育ったこともあって、クリスマスといっても大した思い出がなく、この時期脳裏に浮かぶことといえばチキンのことばかり。
大阪の箕面市にある「ケンタッキーフライドチキン小野原店」には食べ放題のメニューがあるんですが、年末年始になると毎年兄と二人で恐竜のごとくチキンを食べ散らかしていた記憶があります。
むしゃもしゃもっしゃとチキンを堪能しつくした後、サイドメニューのビスケットにソースの特製ハニーメイプルをたっぷりかけて食べるのが小中学生の頃の恒例行事でした。じゅるり。
もしあの頃「クリスマスツリーを飾ろうか」と両親から提案されていたとしても、「そんなのはいいからチキンを喰わせてくれ!」と言い放っていただろうなという自信があります…。
チキンは置いておいて。
今週は、クリスマスにハニーメイプルがたっぷりかかったビスケットを片手に読んでほしい、各バイヤーおすすめの一冊をご紹介します!
うれしいときも悲しいときも
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わたしのマントはぼうしつき
- 著者名
- 東直子/作 町田尚子/絵
- 出版社名
- 岩崎書店
- 税込価格
- 1,650円
児童書バイヤーのイチオシ!
「ふちのところがふさふさのわたしのマントはぼうしつき」
雨がふっても雪がふっても、いつでもいっしょ。
くまと馬と猫2匹。
小さな舞台を見るような可憐な動物たちのお話です。
たくさんのしあわせ
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おおきいツリーちいさいツリー
- 著者名
- ロバート・バリー/さく 光吉夏弥/やく
- 出版社名
- 大日本図書
- 税込価格
- 1,430円
実用書バイヤーのイチオシ!
ウィロビーさんのお屋敷に届けられたのは、見たこともない大きなクリスマス・ツリーで、先っぽが天上につっかえてしまいました。
大きすぎて、さきっぽを切りました。
そのさきっぽがまた切られ、どんどん小さくなっていって…。
世界で一番有名な社説
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サンタクロースっているんでしょうか? 改装
- 著者名
- 〔フランシス=P=チャーチ/著〕 中村妙子/訳 東逸子/画
- 出版社名
- 偕成社
- 税込価格
- 880円
一般書バイヤーのイチオシ!
「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?」
1897年、8歳の女の子の質問に、アメリカの「ニューヨーク・サン」という新聞が投書に答える形で掲載した、いまも語り継がれる名社説を訳した本。
子どものまっすぐな問いかけに、どう答えるのか。
こういう大人でありたいなと思わせてくれる一冊です。
なんか小さくてかわいいやつ
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ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ 1
- 著者名
- ナガノ/著
- 出版社名
- 講談社
- 税込価格
- 1,100円
コミックバイヤーのイチオシ!
「ちいかわ」たちが繰り広げる、楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の物語。
もちろん、なんでもうまくいくわけじゃなくて、ちいかわの日々は、辛いこと、悲しいこと、危険なこととも隣り合わせ。
でも、大好きなみんなと一緒に、明日も笑って「くらしたい」。
ちなみに、猫あるある満載のSFコメディ漫画『アストロノーツ猫』も隠れた名作でおすすめとのこと。
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アストロノーツ猫 THRILLING SCIENCE FICTION
- 著者名
- 相澤亮/著
- 出版社名
- 宝島社
- 税込価格
- 1,100円
書いた人:一般書・文庫バイヤーM
いつか切り株ロールケーキにも丸ごとかぶりついてみたい。
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