menu open

【熱田図書館コラムVol.32】部屋の中でゆらゆらゆれる美しく心癒す伝統装飾品「HIMMELI フィンランドの麦わらつるし飾り」を推す

2026年2月15日 投稿

図書館館長なのに「借りるより買いたい本」を推すシリーズ vol. 32

日々10万冊を超える本に囲まれながら年間2,000冊以上読む図書館館長がどうしても手元におきたくて買ってしまう本とは?

「HIMMELI フィンランドの麦わらつるし飾り」

『葬送のフリーレン』のキャラクターが頭に浮かんだあなた、オタクですね。ですが良い感してます。英雄“ヒンメル”と語源は同じです。フィンランドの麦わらつるし飾りのことを“ヒンメリ”と日本語では標記していますが、語源はゲルマン語の「天」や「空」です。

そもそもヒンメリとは? その起源は12世紀頃中央ヨーロッパまで遡ります。寒冷地フィンランドで豊作を祈願する行事の装飾として作られたようです。その後キリスト教の影響を受けてクリスマスの装飾として、そして現代ではアートとして室内装飾に。光のモビールとも呼ばれています。

日差しが差し込む昼間は、太陽光を反射して黄金色がキラキラと輝きます。夜は、室内の明かりが幾何学模様の影を浮かびあがらせ、幻想的な雰囲気を醸し出します。――おしゃれ。しかも安上がりで手作り。

ヒンメリ最大の特徴である幾何学模様。自然界には、ハチの巣、雪の結晶、花びらなど幾何学模様に溢れています。これらの規則的な模様には、心を安らげる、明るい気持ちにさせてくれる効果があると言われています。疲れたあなたの趣味には最適ではないかと。

寒冷地、麦わら、これらの条件が揃った地域には似たような伝統装飾があります。リトアニアでは“ソダス”。天使や星や鳥などのわら細工も加えられています。ドイツでは“ストロースター”など。

参考文献はまだあまりありません。『ヒンメリのハーモニー』や『ヒンメリ―フィンランドの伝統装飾』程度です。ですがネット上では多数作品がアップされています。

日本で“ヒンメリ”ブームが起きる前に時代を先取りしましょう! 材料は麦わら。ライ麦ならなお良し。三角形や四角形を作ってどんどんつなげていくだけです。あなたの感性次第で素敵なアート作品が仕上がります。あなたも芸術家の仲間入りです。

動く彫刻、光のモビール“ヒンメリ”。世界中に多くの愛好家がいますので、きっと交流の輪も広がりますよ。なんなら、授業の合間や職場の休憩時間に編んでみてはいかがかと。最近の編み物ブームに便乗して、ちょっと趣向を変えた編み物しませんか。
見向きもしてもらえなかった憧れの人の興味をそそるかも。――知らんけど。

「HIMMELI フィンランドの麦わらつるし飾り」はこちら

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

ヒンメリ フィンランドの麦わらつるし飾り

著者名
仲宗根知子/著
出版社名
エクスナレッジ
税込価格
1,870円

熱田図書館長 佐々木

5歳で角膜移植した際、ドクターからの「喫煙禁止」と「読書禁止!」との言葉を忠実に守り続けるも、なぜか現在図書館長。

趣味は合気道、英語学習、旅行、温泉、アニメ、韓流、カラオケ、SNS、読書?
その他テニス、スキューバ、サーフィン、水泳・・・多趣味でキリがありません。

今現在の推しアイドルは、「ILLIT」! かつては「少女時代」。
アフタヌーンティーは日本、英国など有名店を制覇中。
こだわりはスコーン。

文中で登場した作品たち

↑↑↑タップで詳細・注文へ↑↑↑

ヒンメリ フィンランドの伝統装飾

著者名
おおくぼともこ/著
出版社名
プチグラパブリッシング
税込価格
2,090円

この記事は役に立ちましたか?

0