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【おすすめ漫画3410選 完結編】三国志

2021年10月3日 投稿

3410選(サンヨードー選)とは?

2021年8月、悩める漫画スキーを導くために三洋堂書店が収集した3410選になる(かもしれない)おすすめ漫画のレビュー集。
次に読むべき作品が紹介されていることと、自由な評価チャートが特徴。
今回は一気読み必至なおすすめ完結作を紹介!!

⇒完結漫画3410選メインページはこちら

◆おすすめ完結作品はコレだ!!

三国志
1971年より「希望の友」→「少年ワールド」→「コミックトム」にて連載開始 1987年完結
横山光輝/著
全60巻《あらすじ
魏呉蜀の三国が中華再統一を目指して争う群像劇。漢王室の血筋をひく劉備玄徳を中心に物語は進みます。国が滅び、新たな国が成立していく過程がダイナミックに描かれます。

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三国志 1

著者名
横山光輝
出版社名
潮出版社
税込価格
630円
レビュー
オススメ度 ★★★☆☆
泣ける度 ★★★★★
興奮度 ★★★★★★★★★
キャラ愛 ★★★★☆
劉備愛 ★★★★★
まてあわてるな これは孔明の罠だ ★★★★★

◆どんなジャンル?

歴史漫画

◆超個人的おすすめポイント

魏呉蜀の三国が中華再統一を目指して争う群像劇という点です。様々な人が描かれるので、いろんな見方ができます。

①読みやすい

三国志演義をもとにしているので、蜀びいきは蜀びいきです。
したがって基本的に劉備そって話は進みますし、孔明の死後はさらっと流されます。
しかし、各エピソードを淡々と描いているので、結果的に読みやすく、初心者にはやさしい点があります。
(60巻もあるので、その点では初心者にはとっつきにくいですが・・・)

②歴史は変えられない

どれほど、蜀が勝ってほしいと思っても、歴史漫画である以上、蜀は最終的には負けます。孔明も死にます。
子供心に現実を感じたものです。

そして統一するのは魏ですらなく晋です。
曹一族の不甲斐なさを感じると同時に、司馬一族が嫌いになるほどでした。

でもそれにより歴史の事実を感じたものでした。

◆次はこの完結作を読め!

項羽と劉邦

歴史漫画といったら実はこれ。

三国志は魏呉蜀でしたが、項羽と劉邦は楚と漢の二国の争いです。
しかし、多くの人が描かれる群像劇は変わらず、また、負ける項羽側びいきではないので、無理なく劉邦・張良・蕭何・韓信らの活躍を読むことができます。

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項羽と劉邦   1

著者名
横山 光輝
出版社名
潮出版社
税込価格
416円

◆これを読んだ人におすすめ!完結が楽しみな連載中作品!

キングダム
(まだ30巻迄しか読めていません)

三国時代(三国志)



楚漢戦争(項羽と劉邦)

秦(キングダム)

ざっくり言うともう一つさかのぼった時代になります。
「項羽と劉邦」が秦王朝が崩れる過程とその後の漢王朝成立を描きますが、
キングダムは、その秦が中華を初めて統一する過程を描いています。

一つ素晴らしいポイントは、西方の異民族などをしっかりと描いているところです。
現在の様な世界ではなくまだまだ国が制度としても領土としても曖昧な時代。異民族とのやり取りを描くことで、当時の国際情勢が見える化されてどっぷりとはまり込めるところがたまりません。横山光輝とはまた違う各国の視点があり、また主要国が7ヵ国あり、立体的に中華統一への道筋を見ることができます。またバラバラの群像劇ではなく組織の在り方が描かれているのも特徴です。
統一後、始皇帝となる政がどう描かれるのか興味と心配があります。

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キングダム 1

著者名
原泰久/著
出版社名
集英社
税込価格
594円

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