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数学が好きになる本5選

2023年3月9日 投稿

数学について興味が湧いてきた。

面白くて教養が身につく数学の本を探している。

読みながら数学の知識が身に付けられる本って、何があるのか知りたい。

こんな要望にお答えします。

私がおすすめする面白い数学の本を紹介します。


私は大の読書好きで、三洋堂サイトの会員です。

三洋堂書店さんのページをお借りして、私が読んで特におすすめする数学の本を5つに厳選して紹介していきますね。

紹介させて頂くのは、下記5つです。

途中、私が実践している面白い本の見つけ方も併せてお伝えしていきます。

『笑う数学』

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笑う数学

著者名
日本お笑い数学協会/著
出版社名
KADOKAWA
税込価格
1,430円

■内容

くだらなすぎて笑える話から、ガチで試験に使える話まで詰まった数学本

数々の数学イベントで活躍中の日本お笑い数学協会のメンバー(タカタ先生、横山明日希、さんきゅう倉田、秋田崇宏、平井基之、小林裕人、鯵坂もっちょ)が書き下ろした、とっておきの数学の話100。
バカらしいことをマジメに数学的に考察したもの、美しい数字の世界、あんなに苦労して覚えた定理を使わずに解を導き出す方法など、多種多様な数学の話を1冊にまとめました。

「数学で愛の告白」「キスするのに最適な身長差を三角比で求める」「髪の毛の本数を数える方法」「アイドルが売れる確率」「イギリス風素因数分解」「余弦定理を使わなくても角の大きさを求める方法」「美しい計算式」など。

(出版社公式HPより)

 

★おすすめポイント

笑う数学とタイトルにもある通り、クスッと笑ってしまうようなものから、学校の試験に使える実用的なものまで、バラエティに富んでいるのが一番のおすすめポイントです。
それもそのはず、日本お笑い数学協会という協会のメンバー、複数人で書かれているので色々なネタがありました。

一つのネタは1~2ページと短いので、スラスラと読めるのも魅力です。
最初から読むのもよし、まずは気になるネタから読んでみるのもよしです。
数学が好きな人は、こうやって盛り上がるんだなという想像ができます。

表紙もそうですが、本全体的にテンションが高いのでクスッと笑えて、実用的で、楽しい気持ちになれる書籍です。

『北欧式眠くならない数学の本』

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北欧式眠くならない数学の本

著者名
クリスティン・ダール/著 スヴェン・ノードクヴィスト/絵 枇谷玲子/訳
出版社名
三省堂
税込価格
1,540円

■内容

公式を覚えるのではなく、自分の手足を動かして数の世界の面白さに触れていく、北欧でロングセラーの学習読み物。

北欧を代表する絵本作家による図解で、ピタゴラスの定理もスイスイわかる。

小学校高学年から大人まで。

(出版社公式HPより)

 

★おすすめポイント

出版社公式HPの紹介文には「小学校高学年から大人まで」とありますが、その通りの内容です。
お子さんがいらっしゃる方は、親子で一緒に読んでみるというのも良いかも知れません。

数学の本でありながら、気楽に読めるところがおすすめできる点です。
数学と言うと公式や定理の暗記というイメージがありますが、この本では自分で行動しながら身近な数学に触れていくという工夫がされています。

クイズ形式になっていると言うところも、楽しめる要素の一つだと思います。

『フェルマーの最終定理』

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フェルマーの最終定理

著者名
サイモン・シン/〔著〕 青木薫/訳
出版社名
新潮社
税込価格
1,045円

■内容

大数学者フェルマーが遺した謎――そのたった一行を巡る天才たちの3世紀に及ぶ苦闘が、これほどまでにドラマチックだったとは!
徹夜必至の傑作数学ノンフィクション。

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。
「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが――。

天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション!

(出版社公式HPより)

 

★おすすめポイント

数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」が生まれるに至った背景にも、壮大なドラマがあったことを感じることができます。
多くの数学者たちの奮闘や、そこに至るまでの歴史についてドラマチックに展開されています。
数学が好きな方にとっては必読書と言えます。

また、数学がどちらかと言えば苦手といった私のような人でも、数学に関する歴史やドラマがあるので、楽しく読むことができます。
特に、登場人物たちの描写が素晴らしいです。
数学者たちの中には、多くの業績を持つ偉人も多く登場します。
数学に人生をかけて、そして、一つの問題に取り組む姿は感動を覚えます。

専門的で難しい数学の記述もありますが、物語としても読むことができる良著です。

三洋堂サイト会員が実践している本の選び方

面白い数学の本の紹介の途中ですが、ここで面白い本の見つけ方について解説していきます。

私はこの方法で本を見つけているんです。

 面白い本の見つけ方

通販サイトのランキングを見る
図書館で読んで面白かったら購入
書店のランキングを見る

それでは一つずつ詳細をお伝えしていきます。

通販サイトのランキングを見る

面白い本の見つけ方の一つに、通販サイトのランキングを見るという方法があります。
書籍の通販サイトはスマホで簡単に閲覧ができます。
移動中やちょっとした空き時間にも見ておくといいでしょう。

通販サイトのいいところは、書店には置いていない本に出合うこともできるということ。
また、気になる本が見つかったらその場で購入することもできちゃいます。

三洋堂書店のランキングは公式サイトのトップページ下部に公開しています

図書館で読んで面白かったら購入

図書館で読んで面白かったら、本を購入するという方法もあります。
結末や内容が分かっている上で、それでももう一度読みたくなる本というのもあると思います。

本当に気に入ったら、手元に置いておきたくなります。

面白い数学の本3冊目に紹介させて頂いた「フェルマーの最終定理」は、最初図書館で見つけて借りました。
なんとなく目に入って、そして、なんとなく聞いたことがある言葉だったので試しに読んでみることにしました。
文系の私なので、数学の本と知って、最初は苦手意識がありました。
そして、苦手意識からか読むスピードも遅かったような気がします。
でも、がんばって読み進めて行くうちに、徐々に面白さに気づきました。
数学も歴史や人が関わってできたものと捉えると、また違った見方ができるようになります。

自分の普段の生活からかけ離れた知識も身に付けることができるのは、読書の醍醐味ですよね。

書店に足を運ぶ

書店に足を運ぶことでも、面白い本は見つかります。

書店は流行の本を知ることができます。
話題の本や売れている本は目立つところにあると思います。

また、その書店独自のおすすめや、その書店の企画で、これまで自分が知らなかった新しい本との出会いも期待できます。

『世界でもっとも奇妙な数学パズル』

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世界でもっとも奇妙な数学パズル

著者名
ジュリアン・ハヴィル/著 松浦俊輔/訳
出版社名
青土社
税込価格
2,640円

■内容

悪名高いモンティ・ホール問題、ガモフ=スターンのエレベーターのパラドックス、クラスカルのトランプ手品、カントールのアレフの楽園、刺激的なバナッハ=タルスキーの逆説など、古今東西のありとあらゆるジャンルから信じられない答えの出る数学パズルを集大成。

そのパズルにまつわる歴史的、人物的エピソードも満載した、数学マニアをうならせる世にも奇妙な数学パズル集。

(出版社公式HPより)

 

★おすすめポイント

この本のおすすめポイントは、単なるパズル本ではないところです。

パズルと言うと、みんなでワイワイ楽しくというイメージがありますが、この本はそうではありません。
勿論みんなで楽しむことも出来ますが、私は、時間がある時に一人でゆっくり考えたい時に最適だと思いました。
というのも、この本の中のパズルが難解だからです。
答えが出ないんじゃないかなと途中で思ってしまうこともしばしば。
でも、答えが分かった瞬間は爽快です。

残念ながら私はほぼ分からなくて答えを見てしまいました。
予想外の結論に驚きでしたよ。

数学が得意な人は是非、挑戦してみて下さい。

『青の数学』

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青の数学

著者名
王城夕紀/著
出版社名
新潮社
税込価格
693円

■内容

その数式(まほう)が、君の青春を変える。

雪の日に出会った女子高生は、数学オリンピックを制した天才だった。

その少女、京香凜(かなどめかりん)の問いに、栢山(かやま)は困惑する。

「数学って、何?」――。

若き数学者が集うネット上の決闘空間「E2」。

全国トップ偕成高校の数学研究会「オイラー倶楽部」。

ライバルと出会い、競う中で、栢山は香凜に対する答えを探す。

ひたむきな想いを、身体に燻る熱を、数学へとぶつける少年少女たちを描く青春小説。

(出版社公式HPより)

 

★おすすめポイント

この本のおすすめポイントは、登場人物たちが生き生きしているところです。

中高生の数学好きが集まって合宿したり、決闘をしたり、楽しそうな描写が所々にあります。
この本は小説なのですが、数式が沢山出てくることが特徴。
数学好きな人は「あぁ、あの数式ね。」と連想できます。
数学が苦手な人は、分からないながらも、数式への興味は少なからず湧くかと思います。
数学を勉強している最中の高校生には特におすすめしたい書籍です。

私も、高校生の時に読んでいたら、苦手な数学にも少しだけ面白さを見いだせたのではないかと思います。

まとめ

ここまで、三洋堂サイト会員の私が選ぶ、面白くて数学が好きになる本を厳選してご紹介してきました。
紹介させて頂きました本は、三洋堂書店ホームページからご購入頂くことができます。

▼商品検索はこちら
https://www.sanyodo.co.jp/lookup

私は本の注文の他に、会員限定のクーポンやお店の在庫のお取り置きサービスも使えるので重宝しています。
この記事が参考になった方は、是非、三洋堂書店の会員登録もしてみてくださいね。

▼新規会員登録はこちら
https://www.sanyodo.co.jp/login/signup

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