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【9月最新18巻発売!】子どもも大人もハマる『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の魅力

2022年9月1日 投稿

こんにちは。近江八幡店のかわほたるです。

 

みなさん突然ですが、『ふしぎ駄菓子屋(だがしや) 銭天堂(ぜにてんどう)』ってご存知ですか?

『銭天堂』は2022年8月現在、1巻から17巻まで発売されている、児童書の大人気シリーズです。

9月12日には、新刊『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 18』も発売になります。

 

この機会に、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の魅力をみなさんにご紹介したいと思います!

こどもに大人気!『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は偕成社より出版されています。著者は廣嶋玲子先生、挿絵はjyajyaさん。

1巻が2013年に発売されて以来、2021年7月には累計発行部数が350万部を突破するシリーズです。

2020年にアニメ映画化とテレビアニメ化もされています。また2022年にもテレビアニメの2期が放送されました。

 

このシリーズ、特に小学生の中・高学年に大人気。かくいう私の小学生の息子も、ハマっている一人なんです。

その人気ぶりは、2022年の「小学生が選ぶ!第3回 “こどもの本”総選挙」で堂々の1位に選ばれるほど。

今最も熱い!「こどもの本」と言っても過言ではありません。

 

▼第3回”こどもの本”総選挙 特集はコチラ▼

銭天堂ってどんなお話?

銭天堂(ぜにてんどう)」は、駄菓子屋です。

ただし“ただの”駄菓子屋ではなく、“幸運な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋”なのです。

悩みを抱えた人が、見つけた路地の奥にあるのが銭天堂。

そこで売られている駄菓子は、「猫目アメ」「骨まで愛して・骨型カルシウムラムネ」「妖怪ガムガム」「招き猫もち」など、

一風変わった、怪しげで魅惑的なものばかり。

 

銭天堂では、女主人紅子(べにこ)が訪れた幸運のお客様の「悩み」を解決するのにぴったりな、駄菓子をすすめてくれます。

そこでは「昭和42年の十円玉」のように、紅子が指定する小銭1枚で駄菓子を買うことができます。

駄菓子を食べた人は悩みを解決することができますが、食べ方や使い方を間違えてしまうと…

 

子どもも大人もハマる「銭天堂」の魅力 その1

「銭天堂」の魅力と言えば、なんといってもその魅力的で豊富な「駄菓子」です。

 

「虹色水アメ」「ホーンテッドアイス」「ドクターラムネキット」「しわとり梅干し」「みせびら菓子」

「マスク・メロンパン」などなど。

ダジャレになっていて名前からその効果がわかるものから、どんな効果があるんだろう?と一見しては
わからないものまで様々です。

 

お話は短編になっていますので、1冊につき、タイトルになっている駄菓子だけでも6~7個も出てきます。

さらにライバルやライバル店などのお菓子も出てくるので、最新17巻までに出てきた主な駄菓子だけでも、その数なんと「107種」

 

子どものころ駄菓子屋さんに行くと、小さなお店の中に色とりどりのお菓子が所狭しと並んでいて、

夢のような場所だなと感じたことをよく覚えています。

そんなワクワク感が詰まった魅力があるのが、この「銭天堂」なのです。

 

悩みを解決してくれる、夢をかなえてくれるという意味では、「ドラえもんの道具」のような楽しさがあります。

 

子どもも大人もハマる「銭天堂」の魅力 その2

「銭天堂」の魅力のもう一つは、「ドキドキ・ハラハラ感」です。

 

例えば『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 1』で出てくる「型抜き人魚グミ」

水が怖くて明日からの体育の水泳がゆううつ。そんな11歳の真由美が商店街の路地の奥で見つけたのが「銭天堂」です。

そこで紅子にすすめられて十円玉で買ったのが「型抜き人魚グミ」。

食べると人魚のように泳げるようになりますが、だんだん渇きを覚え、しまいには足にうろこが生えてきて…

 

銭天堂のお客様には子どもも大人もいます。

彼、彼女らは紅子から「説明書や注意書きをよく読むように」「気を付けて食べるように」と忠告を受けますが、

みんなお菓子に夢中で読み飛ばしたり、捨ててしまったりします。

それにより不運な結果になったり、まただんだんと調子に乗って、恐ろしい事態を招いてしまうことも。

 

ちょっとこわい、というドキドキ感。先がどうなるんだろう?というハラハラ感が、やみつきになります。

大人にとっては、昔懐かしい『笑ゥせぇるすまん』を思い出す人もいるかも知れませんね。

 

良いことをすれば、幸せな結末が待っている。運だけでなく、努力も必要。楽だけして幸せになることはできない。

 

子どもだけでなく、大人にとっても我が身を省みたり、教訓となる話があって、そこも魅力の一つです。

 

 

いかがでしたでしょうか。『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の魅力の一端が伝われば幸いです。

読めば、きっとあなたもお気に入りの「駄菓子」が見つかると思います。

9月12日に『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 18』が発売する前に、1冊お手に取ってみてはいかがでしょうか。

 


書いた人:かわほたる(近江八幡店)

私の好きな銭天堂の駄菓子は「虹色水アメ」(4巻)、息子の好きな駄菓子は「ドクターラムネキット」(2巻)でした。

子どものころに好きだった駄菓子は「さくらんぼもち」です。

 

 

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