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晴耕雨読 《第55回 三洋堂書店便り》

2022年6月8日 投稿

こんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。

近所で田植えが始まり、夕方になると子ども二人を連れて散歩がてら田んぼの様子を見に行きます。
夕日に照らされてそよそよとゆれる苗を見ていると心が落ち着きますね。
無邪気にオタマジャクシを探している子どもの横で、目の前の田んぼ一枚300坪でどれくらいの利益が出るのかしら?と邪なことを考えてしまう最低な大人です。

ちなみに、散歩のついでにこれまた近所にある小さな神社に立ち寄るのですが、
「昔々は、木と人は仲よしだったんだよ」
などと、したり顔で某国民的アニメ映画の有名な台詞を呟きながら、

「夏の売上が上がりますように」

などという邪なお願いをお賽銭箱の前でしてしまう最低な大人…どうもこんにちは、一般書・文庫バイヤーのMです。


それはさておき。
晴耕雨読の6月、お家で読書などいかがでしょうか。
今月注目のおすすめ作品をピックアップしてご紹介します!


人生で一番幸せな20年

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80歳の壁

著者名
和田秀樹/著
出版社名
幻冬舎
税込価格
990円

テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で話題沸騰!

「80歳の壁」は高く厚いが、壁を超える最強の方法がある。
それは、嫌なことを我慢せず、好きなことだけすること。
70代とはまるで違って、一つ一つの選択が命に直結する80歳からの人生。

ラクして壁を超えて寿命を伸ばす「正解」を教えます!



ミステリ界のレジェンド最新作

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馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ

著者名
辻真先/著
出版社名
東京創元社
税込価格
2,090円

生放送中のテレビスタジオで主演女優が殺害された!
自らが手掛けたミュージカル仕立てのドラマ撮影現場での殺人に、駆け出しミステリ作家・風早勝利と、名バイプレイヤー・那珂一平が挑む!

戦前の名古屋を活写した『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』、年末ミステリランキングを席巻した『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』に続く、〈昭和ミステリ〉シリーズ第三弾。
ミステリ作家デビュー50周年&卒寿記念出版。

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たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

著者名
辻真先/著
出版社名
東京創元社
税込価格
2,420円

昭和24年、去年までの旧制中学5年生の生活から一転、男女共学の新制高校3年生になった勝利少年。
戸惑いの連続の高校生活を送る中、夏休みに不可解な二つの殺人事件に巻き込まれる――。
勝利は、那珂一兵の助けを借りながら、その謎に挑む!

著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく活写する、『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』に続くシリーズ第2弾。

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深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説

著者名
辻真先/著
出版社名
東京創元社
税込価格
990円

昭和12年(1937年)5月、銀座で似顔絵描きをしながら漫画家になる夢を追いかける那珂一兵のもとを、帝国新報(のちの夕刊サン)の女性記者が訪ねてくる。
開催中の名古屋汎太平洋平和博覧会の取材に同行して挿絵を描いてほしいというのだ。
取材の最中、名古屋にいた女性の足だけが東京で発見されたとの知らせが届く。二都市にまたがる不可解な謎に、那珂少年はどんな推理を巡らせるのか?

ミステリ界で話題となった『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』の前日譚。


シリーズ累計450万部最新刊!

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夢をかなえるゾウ 0

著者名
水野敬也/著
出版社名
文響社
税込価格
1,848円

えっ!? 自分、「夢」がないやて?
ほな「夢の見つけ方」教えたろか。

平凡な会社員を「宇宙一の偉人に育てる」と宣言したガネーシャ。しかし、彼には「夢」がなかった――。
新キャラ・バクとガネーシャの父・シヴァ神も登場する、「夢とは何か?」「夢は本当に必要なのか?」を解き明かす、夢ゾウシリーズの原点「0(ゼロ)」ついに登場!




書いた人:一般書・文庫バイヤーM
イラスト:nocconokko

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