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第168回 芥川賞は井戸川射子『この世の喜びよ』佐藤厚志『荒地の家族』、直木賞は小川哲『地図と拳』千早茜『しろがねの葉』が受賞!

2023年1月20日 投稿

2023年1月19日(木)、第168回芥川龍之介賞と直木三十五賞が発表されました。

芥川龍之介賞(芥川賞)は
井戸川射子さんの『この世の喜びよ』(『群像 7月号』掲載)
佐藤厚志さんの『荒地の家族』(『新潮 12月号』掲載)

直木三十五賞 (直木賞)は
直木賞は小川哲さんの『地図と拳
千早茜さんの『しろがねの葉

が選ばれました。

 

芥川龍之介賞・直木三十五賞は、公益財団法人日本文学振興会(※1)が主催している文学賞。
文藝春秋の創業者、菊池寛(※2)が昭和10年に制定しました。

芥川賞は雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品の中から選ばれます。
直木賞は新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから選ばれます。

※1・・・日本文学振興会:芥川龍之介賞、直木三十五賞、菊池寛賞、大宅壮一ノンフィクション賞、松本清張賞を主催する公益財団法人

※2・・・菊池寛(明治21年~昭和23年):小説家、劇作家、ジャーナリスト。代表作は『真珠夫人』

《受賞作》

▼芥川龍之介賞(芥川賞)
井戸川射子『この世の喜びよ』 (『群像 7月号』掲載 )
佐藤厚志『荒地の家族』 (『新潮 12月号』掲載 )

▼直木三十五賞 (直木賞)
小川哲『地図と拳』
千早茜『しろがねの葉』

▼第168回 芥川賞・直木賞 候補作

 

 

芥川龍之介賞(芥川賞)

井戸川射子『この世の喜びよ』 (『群像 7月号』掲載 )

井戸川 射子
1987年生まれ 関西学院大学社会学部卒

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《作品紹介》

思い出すことは、世界に出会い直すこと。
最初の小説集『ここはとても速い川』が、キノベス!2022年10位、野間文芸新人賞受賞。注目の新鋭がはなつ、待望の第二小説集。幼い娘たちとよく一緒に過ごしたショッピングセンター。喪服売り場で働く「あなた」は、フードコートの常連の少女と知り合う。言葉にならない感情を呼び覚ましていく表題作「この世の喜びよ」をはじめとした作品集。ほかに、ハウスメーカーの建売住宅にひとり体験宿泊する主婦を描く「マイホーム」、父子連れのキャンプに叔父と参加した少年が主人公の「キャンプ」を収録。

(公式紹介文より抜粋)

▼作品リスト

する、されるユートピア』(2018年私家版)19年青土社刊=第24回中原中也賞受賞。
ここはとても速い川』20年群像11月号、単行本は21年講談社刊=第43回野間文芸新人賞受賞。
遠景』22年思潮社刊。

佐藤厚志『荒地の家族』 (『新潮 12月号』掲載 )

佐藤 厚志
1982年生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。仙台市在住、書店勤務。
2017年、第49回新潮新人賞を『蛇沼』で受賞しデビュー。

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《作品紹介》

あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。

元の生活に戻りたいと人が言う時の「元」とはいつの時点か――。40歳の植木職人・坂井祐治は、あの災厄の二年後に妻を病気で喪い、仕事道具もさらわれ苦しい日々を過ごす。地元の友人も、くすぶった境遇には変わりない。誰もが何かを失い、元の生活には決して戻らない。仙台在住の書店員作家が描く、止むことのない渇きと痛み。

(公式紹介文より抜粋)

▼作品リスト

蛇沼』2017年新潮11月号。
境界の円居』第3回仙台短編文学賞大賞受賞=20年小説すばる5月号。
象の皮膚』21年新潮4月号=第34回三島由紀夫賞候補、単行本は21年新潮社刊。

 

 

直木三十五賞 (直木賞)

小川哲『地図と拳』

小川哲
1986年生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。
2015年『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。

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《作品紹介》

【第168回直木賞受賞作】
【第13回山田風太郎賞受賞作】

「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」
日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦までの半世紀、満洲の名もない都市で繰り広げられる知略と殺戮。日本SF界の新星が放つ、歴史×空想小説。

(公式紹介文より抜粋)

▼作品リスト

ユートロニカのこちら側』2015年早川書房刊。
ゲームの王国』(上・下)17年早川書房刊=第38回日本SF大賞受賞、第39回吉川英治文学新人賞候補、第31回山本周五郎賞受賞。
噓と正典』19年早川書房刊=第162回直木賞候補。
君のクイズ』22年朝日新聞出版刊。

千早茜『しろがねの葉』

千早茜
1979年生まれ。立命館大学文学部卒。2008年「魚神(いおがみ)」で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。

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《作品紹介》

男たちは命を賭して穴を穿つ。山に、私の躰の中に――。

戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世界にひとり投げ出されて……。生きることの官能を描き切った新境地にして渾身の大河長篇!

(公式紹介文より抜粋)

▼作品リスト

魚神』2009年集英社刊=第37回泉鏡花文学賞受賞。
あとかた』13年新潮社刊=第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木賞候補。
男ともだち』14年文藝春秋刊=第151回直木賞候補、第36回吉川英治文学新人賞候補。
透明な夜の香り』20年集英社刊=第6回渡辺淳一文学賞受賞。
ひきなみ』21年KADOKAWA刊=第12回山田風太郎賞候補、第38回織田作之助賞候補。

⇒その他の作品はこちらから

 

 

第168回 芥川賞・直木賞 候補作

芥川賞候補作

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ジャクソンひとり

著者名
安堂ホセ/著
出版社名
河出書房新社
税込価格
1,540円

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この世の喜びよ

著者名
井戸川射子/著
出版社名
講談社
税込価格
1,650円

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荒地の家族

著者名
佐藤厚志/著
出版社名
新潮社
税込価格
1,870円

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開墾地

著者名
グレゴリー・ケズナジャット/著
出版社名
講談社
税込価格
1,430円

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グレイスレス

著者名
鈴木涼美/著
出版社名
文藝春秋
税込価格
1,760円

直木賞 候補作

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光のとこにいてね

著者名
一穂ミチ/著
出版社名
文藝春秋
税込価格
1,980円

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地図と拳

著者名
小川哲/著
出版社名
集英社
税込価格
2,420円

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クロコダイル・ティアーズ

著者名
雫井脩介/著
出版社名
文藝春秋
税込価格
1,760円

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しろがねの葉

著者名
千早茜/著
出版社名
新潮社
税込価格
1,870円

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汝、星のごとく

著者名
凪良ゆう/著
出版社名
講談社
税込価格
1,760円

▼過去の受賞作はこちらから

第167回 芥川賞・直木賞
芥川賞 高瀬 隼子『おいしいごはんが食べられますように
直木賞 窪 美澄『夜に星を放つ

⇒紹介記事はこちらから

第166回 芥川賞・直木賞
芥川賞 砂川 文次『ブラックボックス
直木賞 米澤 穂信『黒牢城』 今村 翔吾『塞王の楯

⇒紹介記事はこちらから

第165回 芥川賞・直木賞
芥川賞 石沢 麻依『貝に続く場所にて』 李 琴峰『彼岸花が咲く島
直木賞 佐藤 究『テスカトリポカ』 澤田 瞳子『星落ちて、なお

⇒紹介記事はこちらから

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